約 1,265,131 件
https://w.atwiki.jp/dremnoyksk/pages/18.html
本編素材セリフ書き起こし ドラえもん おやくそく ドラえもん「おやくそく!」 静香「あら?」 ドラえもん「部屋は必ず明るくして見てね!」 ジャイアン「それっ!そこだぁ!」 スネ夫「いけぇー!」 ジャイアン スネ夫「ん??」 のび太「離れて離れて…これでよし!」 スネ夫「あれま…」 ドラえもん「テレビには近づかないで、離れて見ようね!」 ジャイアン スネ夫「はは〜ん…ひひ〜ん…ふふ〜ん…」 ❌ のび太「長い時間、ずーっと見てちゃダメだよ?」 ドラえもん「きちんと時間を決めて見ようね!」 ジャイアン スネ夫「それっ!それっ!それっ!それっ!」 ❌ スネ夫「いつもより多く回しておりまふ〜w」 ジャイアン「うおおお!かっけぇ!!」 ❌ のび太「投げたり叩いたり傷つけたり、乱暴に扱わないでね!」 ジャイアン「…ハァルゥゥゥ(ディスクを齧る)」 ❌ ドラえもん「食べ物じゃないから、食べたり齧ったりしちゃダメだよ?」 ジャイアン「(頬張る)」 スネ夫「ねぇねぇ!これ面白いんだよ!」 ジャイアン「ん?(頬張る)どれぇ?」 スネ夫「あれっ…」 (ディスクがピザに落ちて直立する) ジャイアン スネ夫「あ゛ぁ゛〜…」 ❌ のび太「汚れた手で触ったり、ディスクを汚さないでね!」 スネ夫「ジャーン!見て見て!こんなにシール貼っちゃった!カッコいいでしょう!」 ジャイアン「俺だって!エィッ」 スネ夫「…ん?」 ジャイアン「た……け……しぃっ!ジャーン!どぉだ!俺様のサイン、スネ夫にやるよぉ!」 スネ夫「ヌッー!!」 ❌ ドラえもん「ディスクに落書きしたり、シールを貼らないでね!ディスクが見られなくなったり、再生機器の故障の原因にもなるから、絶対しないでね!」 ジャイアン「俺〜は〜バ〜ナ〜ナ〜の〜王〜♪」 のび太「うわ〜ディスクが壊れてる〜!」 ドラえもん「いやこれは元からだから…」 ジャイアン「…今なんか言ったか?」 ドラえもん「いや〜何でもない何でもない!皆んな!ディスクのおやくそくを守って、楽しく見ようね!」
https://w.atwiki.jp/sfcall/pages/1293.html
前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:EDを見る 開始時間:2018/08/18(土) 18 10 48.77 終了時間:2018/08/18(土) 21 36 13.32 参加人数:1 サブタイトルは「のび太と時の宝玉」。 発売はエポック社だが開発元が変わっており、少し毛色が変わった。 前2作は子供には難しすぎたのか、難易度は下がっている。 キャラクターごとに得意武器が設定され、得意武器専用のアクションができる。 得意でない武器も一応使えるが、専用アクションは出せない。 前作の追加キャラは今回お休みなのが残念だが、原作再現度はむしろ上がっている。 アクションが苦手なお子様でも稼ぎや工夫により難所が突破可能になるなど、 4作品のうちではもっとも無難に遊べる作品と言えよう。 システムを一新して探索型アクションとなっています。 装備を整えつつ道中でハートの器を回収していればごり押しで簡単に進めたりするのでクリア難易度は4部作の中で一番低いと思います。 ラスボスは割と強いのでお医者さんカバンを買いだめておいたほうがいいです。 それでも勝てないなら超高級品のバリヤーポイントを買えばごり押しできるでしょう。 また、のび太の町では原作に1話限りで登場するマイナーキャラもたくさんいてドラえもんファンなら楽しめると思います。 スタッフロール 次のゲームへのメッセージがない代わりにメッセージスキップのコマンドを教えてくれました
https://w.atwiki.jp/kaibaland/pages/51.html
ドラえもん AA 初出 .,. ‐''¨¨^^ ̄  ̄^'.'ー 、 ._,-'.´`_‐'¨`¨'‐、 ,-'.¨´¨'-_ ^' ./ .! ! ! ! ` 、 ^ .| へi iへ . .| . ^、 .,′ ,.-.''¨'、 i_._i_ , '¨''- _'、 ..゙ .,/ __ `'''‐‐'''! !'''‐‐'''´ .__^、 .! ! ,/ ^^''''‐‐ '--.' ‐‐'''''^^ ゙、 ! ! ,! .```````¨ .| ¨``````` ! ! ! ! ‐‐‐'''''''^^^ | ^^^''''''‐‐‐ ! ! ! ! \,. | _./ ! .! 'i ! 、 ‐^''- ,,._ | _,,.-'''´ / i ゙、 \ ノ .゙、 `゙^''''''^´ ノ ′ ゙ 、 ' 、 \ ,./ ./ ノ , ゙¨'.゙「 ..'', . ′ ノ ノ'''''''''>'''''''<'''''''''''''''''l゙ r'′ i゙ ノ゙゙゙゙゙゙゙゙(、、、、、、)¨¨^、¨¨^'\ 最近 _ r-''ニl /,ニ二 ーー-- __ ,/ // o l !/ /o l.| ` ヽ 、 / ,.-ーl | ゙-"ノノl l. ゙ ‐゙ノノ,,,_ ヽ、 __l>ゝ、,,ヽ /;;;;;;;;;;リ゙‐'ー=" _゛ =、 ヽ、 / _________`゙ `'-- ヾ_____--⌒ `- . ヽ. ________ / ____ ---‐‐‐ーー \ . ゙,ゝ、 / ________rー''" ̄''ー、 `、 `'''ー-、__/__r-‐''"゛  ̄ ̄ \ ゙l l .,.. -、、 _ ‐''''''''-、 l ! | / .| .! `'、 | l l | .l,,ノ | ! ! / '゙‐'''''ヽ、 .,,,.. -''''''''^^'''-、/ l ! r―- ..__l___ `´ l / / \ `゙^''''''―- ..______/_/ / 人物像 未来の世界のぬこ型ロボット 電気ではなく原子炉で原動力を作っているらしい 海馬ランドのレストランのチーフ その料理のウデは凄まじいもので、玉子料理をやらせればこの世のものとは思えないものを生産する 詳細は海馬ランド内飲食店参照とのこと 見た目はアレでも一流大学に入学をするなど、案外真面目な面も見せている 昔ほど出現率は高くないものの、今でもたまにひょっこり現れる 見かける度に懐かしい懐かしいと言われる人も珍しい タヌキ ↓本人より何かコメントがあれば↓ 料理下手って言うけど1年前からカプリチョーザで バイトしてるからそうでもないんだぜ 本当だぜ(10月9日現在)
https://w.atwiki.jp/fbleiflsd/pages/91.html
トヨタ自動車企業のCMで実写版ドラえもんが採用されて話題になっています。 第1弾はすでに放送されキャストは妻夫木聡(のび太役)、 小川直也(ジャイアン役)さんが登場。 そして、第2弾は主要キャラクターの残りすべて登場です。 山下智久(スネ夫役)、水川あさみ(しずかちゃん役)さんが。 注目のドラえもん役ですが・・・なんとジャン・レノ氏が抜擢。 役を受け入れたのが驚きです(笑) スネオのどこを向いても髪形が同じ現象は CMでも再現されているそうです。 18日から放送開始、実際見るのが楽しみです♪ シュシュレの口コミ 烏龍減肥 スノーライトEXの口コミ リベシィホワイトの口コミ
https://w.atwiki.jp/collection/pages/770.html
ドラえもんと隠れんぼ ひとりかくれんぼの改訂版 ドラえもんバージョン (2007年6月17日2chオカルト板に投稿 情報提供者:名無し) 53 :本当にあった怖い名無し:2007/06/17(日) 14 46 49 ID t22zlo3c0 【ドラえもんと隠れんぼ】 ドラえもんのぬいぐるみを用意し 綿を抜いてどら焼きと自分を写した写真を詰め赤い糸で縫い、そのままグルグル巻きにし その先を10mほど垂らしその先を左手の小指に結びつける。 ぬいぐるみの名前は勿論ドラえもん。 時間が来たら「最初の鬼はドラえもんだから」とぬいぐるみに向かって三回言う。 そのままドラえもんを水を入れた風呂桶に入れる。 家中の全ての電気を消しテレビはドラえもんの録画を流す 爪楊枝を持ってそのまま部屋に戻り目をつぶって10数えたら ドラえもんの所えゆき「ドラえもん見つけた!」と言ってどら焼きの詰まったお腹の辺りに爪楊枝を突き立てる。 「次はドラえもんが鬼」と言いながら置く 置いたらすぐに逃げて押し入れに隠れる そしてひたすら「助けてドラえもん」と祈る。 時間が来たら通常の一人隠れんぼと同じように終わらせてください 異変はその後の夢に現れます。 尚、単なる思いつきによる非常に危険かもしれないやり方なので注意してください。 ポイントとしては「助けてドラえもん」をどれだけ強く祈れるかという事になります。 【参考URL】 【降霊】検証実況スレ本館【交霊】part25 http //hitorikakurenbo.web.fc2.com/log/1kensho/26_1182024372.html (53レス目)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/10515.html
登録日:2012/06/18 Mon 23 42 28 更新日:2024/09/25 Wed 14 48 51NEW! 所要時間:約 15 分で読めます ▽タグ一覧 05年春アニメ 1960年代以降生まれホイホイ 1969年 70年代テレビアニメ 73年春アニメ 79年春アニメ SF あたまテカテカドラえもん たまに涙腺崩壊 アニメ アニメ化 イソベやん コロコロコミック シンエイ動画 テレビ朝日 デッドデッドデーモンズデデデデストラクション ドラえもん ロボット 一話完結 不朽の名作 予言書 先見の明 原作はブラックジョーク多し 哲学書 国民的シリーズ 大山のぶ代 大山ドラ末期はカオス&シュール回多し 学年誌 小学館 小田急電鉄 少しだけ不思議な普段のお話 日本のメディア芸術100選 日本テレビ 映画ドラえもん 月刊コロコロコミック 未だに消えない世代の壁 水田わさび 漫画 神作 練馬 練馬区 藤子・F・不二雄 西東京 西武鉄道 豪華声優陣 野沢雅子 長寿アニメ 電波教師 黒い藤子F先生 『ドラえもん』とは、藤子・F・不二雄原作の漫画、及びそれを元にしたアニメをはじめとする作品群のことである。 日本で最も著名な漫画のひとつで、アジア圏を中心に海外でも高い人気を誇る。 ●目次 【概要】 【漫画】 【アニメ】●1973年(日テレ版) ●1979年~2005年(大山版) ●2005年~(わさドラ版) 【映画】●映画一覧 ●【幻の実写版】 【その他】 【主要キャラ】 【概要】 未来からやってきたロボット・ドラえもんが四次元ポケットから取り出す未来のひみつ道具でのび太を助けようとするが……というのが大体の話の流れ。 しかし決してマンネリにはならず、「ペンペン草も生えないほどにやり尽くしたい」という作者の意気込みにより多彩なアイデアが盛り込まれ、読者に毎回新鮮な驚きを与えるような内容となっている。 そのため、しばしば「ドラえもんとのネタ被りは事故だと思え」と言及されることもある(*1)。 ドラえもんが未来の道具を取り出して、子供の願いを叶えてくれる物語が人気を呼んだ。 黒猫が何にでもなれる魔法の黄色いカバンで活躍するアメリカのアニメ、「フィリックス・ザ・キャット」との共通点がしばしば指摘され、発想の元ネタとされることも多い。ただし、作者は特に明言はしていない。 しばしばSF扱いされるが、具体的な動作原理が不明な道具や、明確に矛盾した展開も多く、作風としてはどちらかと言うとファンタジーに近い。 もっとも、F先生の定義(すこし・ふしぎ)に従えば立派なSFだが。 【漫画】 1969年12月(1970年1月号)で6誌同時に連載開始。主に小学館の学習雑誌に掲載された。 単行本はてんとう虫コミックス版全45巻+未収録話が中心の「ドラえもんプラス」(既刊6巻)のほか、スピンオフや大長編等も。 また愛蔵版の「藤子・F・不二雄大全集」レーベルでは、藤子の手がけた全エピソードが全20巻で収録されている。 なお、コミックスはあくまで選集であるため、連載順に収録されていないうえ未収録の話もある。 そのため道具やキャラクターの初登場回がコミックスの順番と噛み合わないことが多々あり、ドラえもんの豆知識等での間違いの多くはこれに起因する場合もある(*2)。 テレ朝版アニメ化前の時点で1000万部近くを売り上げ、現在の全世界での発行部数は1億を超える。 幼年向けに描かれた2ページしかない短編から50ページ越えの長編まで、1話当たりの長さも幅広い。 連載期間の長さと掲載誌の多さ故に、大全集刊行で改めて明確になったその総話数は、大長編を別枠としても長短合わせて脅威の1324話。 そのうち4割近くがかつては未収録、1割は21世紀初頭まで国会図書館にでも行かないと読めない話だったのだから、本当にいい時代になったものである。 基本は生活ギャグ漫画だが、時事ネタやタイムパラドックスやホラー、第二次世界大戦中の過酷さを描いた作品、マニアックなプラモ話等ストーリーのバリエーションは数知れず、作者の「少し不思議な」世界観を堪能できる。 また、のび太やドラえもんが見ている漫画・テレビ作品は連載当時の人気作品のパロディが多い。尤もその中で一番有名なのはオリジナルの「ライオン仮面」だったりするが。 連載後期は後述するアニメ映画の原作とでもいうべき「大長編ドラえもん」の執筆がメインとなり、大体夏から翌年春にかけて『コロコロコミック』に集中連載されていた。 複数の雑誌で同時に連載が始まったため、当然といえば当然だが第1話にあたる話が複数存在する。 また連載初期は学年終わりでの連載終了時用に「ドラえもんが未来に帰ることになり、のび太と離別する」という内容で最終回に当たる話が幾度か描かれたが、その際も他学年向けでの連載は相変わらず続けられていた。(*3) そして連載が長期化するにつれそういった「お話の終わり」は描かれなくなり、ずっと続いていることが当たり前の漫画となっていった。 そもそも作者に最終回を描く気がなかったのでどのみち結果は変わらないが、ついぞ全体の最終回が描かれることなく作者が亡くなったため、未完の作品となってしまった。作者による最終作は「ガラパ星から来た男」と「のび太のねじ巻き都市冒険記」。 前者は中編作品で、コロコロの付録「44.5巻」としても発表され、事実上の最終巻である45巻にも収録。一説にはこれも大長編の枠で公表するつもりだったのではないか?とされるくらいに話の規模が大きい。 後者は執筆中に作者が亡くなった為、遺された下書きやストーリー原案を元に、チーフアシスタントのむぎわらしんたろう(*4)達が引き継いで完成。 むぎわら(ドラベース、朝日新聞連載版など)、三谷幸広(ドラえもんズSP、学習まんがシリーズなど)、田中道明(ドラえもんズ劇場アニメ作品コミカライズ)など一部のアシスタントは後に「公式のドラえもんの仕事」を引き受けられる作家としても活躍した。 漫画版は、主人公であるドラえもんの暴言がすさまじいことで有名。当時よく見られたドタバタ気味の作風・ノリという面が大きいだろう。 【アニメ】 これまでに3シリーズが制作・放送されている。 ●1973年(日テレ版) 日本テレビ動画(*5)制作で1973年4月から9月までの半年間、日曜日の19時から日本テレビ系で放映された。 13話までドラえもん役の声優を務めていたのは、アトランティスのポセイドンバカボンのパパなどでおなじみの富田耕生という衝撃のエピソードが存在する。 当時のスタッフは、ドラえもんというキャラクターに「世話好きなおじさん」というイメージを抱いていたことから、動物役なども多く演じていた富田に初めから配役するよう決めていたという。 カラー放送であるが、どういう訳か野沢雅子(*6)や肝付兼太は本作を白黒放送であったと勘違いしている。ただしこの頃は白黒テレビも4割ほど現役であったため、白黒で視聴した人も少なくはないはずである。 原作初期のまだ作風、設定が安定していない時期に放送された作品なのでしずかの家にボタ子やガチャ子が居候していたり、ジャイアンのママが故人だったりと設定が異なる部分が多い。 当時藤子作品といえば『オバケのQ太郎』(オバQ)が代表だったためか、比較的オバQに近い内容、絵柄になっている。 また、学校行事ネタ等原作やテレ朝版ではなかなかお目にかかれないようなネタも多く、ドラえもんが自分勝手な行動でのび太に迷惑をかけたり、しずかが意地悪だったりスネ夫がジャイアンを「お前」と呼んでいたりとテレ朝版のドラえもんになじんできた人からすれば衝撃の連発である。 また、大山版でスネ夫の声を担当する肝付兼太はジャイアンを、のび太の声を担当する小原乃梨子はのび太のママを担当している。 日本テレビ動画が『ドラえもん』を企画しなかったら、それまで多くの藤子アニメを製作した東京ムービーが『新オバケのQ太郎』の後番組として製作する可能性があったという。 当時大人気だった『マジンガーZ』(フジテレビ)や『アップダウンクイズ』(毎日放送)の裏番組だったこともあり、 不人気で打ち切りと思われることが多いが、実際にはそこそこの視聴率を記録しており収益も黒字でこれまでの日本テレビ動画の赤字分の負債の清算に成功し、日テレ側も延長を考えていた。 現に当時は単行本すら発行されていなかったドラえもんを、グリコのCMに出演するくらいには流行らせた実績は大きいと思われる。 しかし、日本テレビ動画の社長が理由不明の夜逃げをして会社の解散が決定したことで延長の話は立ち消えとなり、当初の予定通り2クールで終了となった。 本作終了と同時に藤子不二雄作品のテレビアニメ化は一旦途切れ、復活するのは次述の大山版ドラえもんとなる。 終了後もしばらくは各地で再放送が行われていたが、1979年7月に富山テレビでの再放送が9回で打ち切られたのを最後に行われなくなり、その後フィルムは行方不明となってしまった。 製作に関わったスタッフが個人的に一部のフィルムを所持している他、現像を担当した会社が半数程度のフィルムを保管しているが、権利の所在が不明なため再放送やソフト化は行われておらず、視聴は大変困難な状況にある。 なお、フィルムの管理が現在まで続いていたとしても、第一話の道具はクルパーでんぱの光線銃タイプなので別の意味で危ない。 以上の状況から長らくドラえもん関連書籍にも掲載されず、川崎市にある藤子・F・不二雄ミュージアムにも本作の掲示が行われていないなど黒歴史扱いされていたが、近年は関連資料の発掘や研究が進んだこともあり、書籍への掲載も行われるようになったほか、ドラゴンボールファンの外国人まで知っている程(悟空の担当声優の野沢雅子であるため。トリビアの泉でも紹介されていた)。 ●1979年~2005年(大山版) 1979年4月から2005年3月までテレビ朝日系で放送された。 ドラえもんを演じたのは大山のぶ代で、現行のシリーズと区別するため「1979年版」や「大山ドラ」、「のぶドラ」と呼ばれることも。 アニメ制作はそれまで藤子アニメを手掛けていた東京ムービーから独立したシンエイ動画が担当。本作の成功に伴い以降シンエイは多くの藤子作品を手掛けるようになった。 放送局がテレビ朝日に移動したのは、小学館が当時テレ朝の筆頭株主だったことと、シンエイ側が独立の経緯から東京ムービー時代のコネに頼るのは仁義に反し、(東京ムービーと関係の深い)日本テレビ系列を外すことを決めていたのが理由(*7)。 1978年にパイロット版「勉強部屋のつりぼり」(*8)が制作され、その翌年から帯番組として放送を開始した。 帯形態は関東地区および一部系列局のみで、これと並行して全国向けとして日曜朝の30分枠でも放送された。 1981年からお馴染み金曜19時に移動し、新作一本+再放送一本が大体の放映形態となった。作者が亡くなった後もオリジナル作品等(*9)を中心に続き、末期には視聴者から募集したひみつ道具を題材にしたエピソードも制作された。 しずか・スネ夫・ジャイアンは原作に登場しなかった回でも出番が追加され、5人がレギュラーとの認識が一般化したのもこの作品からである。 初期は総作画監督が不在、帯番組というスケジュールだった為絵柄が不安定で、作者からクレームが来てしまう事態になる。その後1981年に1度目の修正が行われ、1985年辺りから原作とはちょっと異なるお馴染みの絵柄が定着した。 デジタル作画に移行した2002年後半に絵柄のマイナーチェンジが行われ、わさドラ版に近いデザインとなった。 メインキャストの声優陣は制作の際「小さい子供が観る作品のため、『殺す』や『バカヤロー』等の乱暴な言葉は使わない」という約束事を決めており、これにより原作よりもマイルドな言い回しや表現が定着した。前述した暴言のギャップは幼少期に原作よりもアニメで親しんだ故に起きたと言ってもいいだろう。 OP曲は歌手を交代しながら一貫して「ドラえもんのうた」が使用され、ED曲は数年間隔で変更。ED曲がどれかで世代が分かるかもしれない。 テレビ朝日系列局が少なかった時代から全国で放送されており、プロ野球シーズンの放送休止もほとんどなかった。 また、春秋の改編期およびお盆には『○だ一番! ドラえもん祭り』(○は季節名)が、大晦日には今なお続く『大晦日だよ!ドラえもん』と最大で年4回も特番が放送されることもあった。 六本木ヒルズ移転までのテレ朝は人気番組の少なさから「ドラえもんと徹子と久米宏(*10)しか誇れるものがない」と揶揄されたが、それを象徴する事象と言えよう。 テレビ朝日の象徴的なキャラクターでもあり、ゴーちゃん。が制定されるまでは局のマスコットとしても使われていたほか、震災等国内で大規模な災害が起こった時は「ドラえもん募金」という募金活動を行っている(こちらはわさドラ以降も継続)。 1993年に放送されたアニメ特番「春一番!日本一のアニメ祭り」ではドラえもん・のび太・ドラミがメインパーソナリティ扱いで、 しんちゃん、セーラームーン(うさぎ)、わぴこ ぎょぴちゃんや荒岩さん、タルるートなど当時放送されていたテレ朝系のアニメキャラクターとも競演を果たした。 ちなみにクレヨンしんちゃんとはある件が原因でしばらく絶縁状態が続くことに 他にも様々な企画も行われ、気球の「ドラバルくん」やソーラーカーの「ソラえもん号」も製作されたり、2112年に開けるタイムカプセルも作られた。 極めつけにはメインキャラ(レギュラー5人+ドラミ)とその声優陣、更に原作者が対面するという企画まで放送されたことも。 2001年に大山のぶ代が悪性の直腸癌を患い、長期入院および休業を余儀なくされたが本作だけは当人の意向からアフレコ機器を病室に持ち込んで収録を実施した(*11)。 無事に退院し復帰したものの、将来を考えて同年で降板を申し立てた。 調整の結果大半のキャストが高齢化していたこともあり、最終的には若返りを目的とした「レギュラー・準レギュラー出演者を全て入れ替えた大規模リニューアル」が2004年春に決定。 長期放送のテレビアニメで声優陣が交代することはよくあることだが、前任者が健康なうちに一斉に入れ替えを実施するのは極めて異例のことである(*12)。 リニューアルが公式発表されたのは2004年の11月。本件は朝日新聞が一面で独占発表したため、他報道機関は急遽差し替えで報じ、テレビ朝日の社員でもこれで知った人が多いとか。 レギュラー放送の新作は2005年3月18日のテレビスペシャル内「ドラえもんに休日を!!」が最後となり、翌週25日に映画「のび太のワンニャン時空伝」を放映。全1787話・26年の歴史に幕を下ろした。 現在視聴可能なのはテレ朝チャンネルでの再放送または「ドラえもん名作コレクション」等でのDVDがあり、後者のパッケージではリニューアル前の絵柄での新作画をお目にかかれたりする。 末期の数年間はカオス&シュールな回や主題歌が多いのだが、2003年放送の「おまかせディスク」は特にぶっ飛んでおり、作画の動きや演出が物凄い。 その中身は是非とも自身の目で……と言いたいところだが、この頃の回は未だに映像ソフト化&サブスク配信されていない、残念。 2008年に制作されたリメイク版「ヤッターマン」(読売テレビ)では、ドロンジョとトンズラーが本作の中の人ネタを披露したこともある。 ●2005年~(わさドラ版) 2005年4月から始まったリニューアル版で、前述の通りメインキャストを一新した(*13)新しい『ドラえもん』である。 ドラえもんを演じるのは水田わさび(*14)。そのため、ファンからは「わさドラ」と呼ばれて…というか公式がわさドラって呼んじゃってる。 のび太役の大原めぐみとジャイアン役の木村昴は本作が本格的な声優デビュー。後者は就任当時14歳という若さでも話題となった。 また、活動弁士の山崎バニラ(ジャイ子)、テレビ朝日アナウンサーの萩野志保子(出木杉)等、準レギュラーキャラにも異例のキャスティングが行われている。 OPも最初の半年以外は一部例外を除き「ドラえもんのうた」を使用していない。EDはあったり無かったりし、たまにOPもカットされる回がある。 劇伴は菊池俊輔から沢田完に交代しキャラソンもリニューアルされたが(*15)、40周年を機に「ぼくドラえもん」や「おれはジャイアンさまだ!」等人気のあった楽曲はリメイクして使用されるようになった。 良くも悪くも原作からやや離れ独自の作風を築いていた大山版から一転、雰囲気、絵柄ともに原作に近くなった。のび太の部屋の入り口や机の位置、階段の配置が代表的か。 原作でギャグですまされていたところが科学などを用いた解釈がなされることも。 また原作から時代がかけ離れたことでそのままアニメ化しても現代の視聴者にはわかりづらい、理解が難しい用語やネタは時代に合わせて改変されるものがある(*16)。 本シリーズから原作のあるエピソードについてはスタッフクレジットやHPで掲載の単行本が記載されているので、アニメと比べてみるのも一興。 ドラえもんがメインのアニオリ回が増えたり、原作でのび太が単独行動していたところにドラえもんが同行するなど、ドラえもんが主人公であることが強調されている。 重力ペンキ、ドラえもんの歌、あやとり世界のように、わさドラで初めてアニメ化された話もある。 のび太の保護者的な立場からのび太の親友的な立場になったドラえもんや、黒髪になったしずか、 「ボクちゃん」という一人称が定着したスネ夫など、メイン、サブに関わらずキャラクターや設定、デザインの見直しも行われている。一時期はスネ夫がパーカー、ジャイアンがハーフパンツ姿と現代にすり寄った衣装デザインになったことも。 アニメオリジナルキャラクターとして、ドラえもんとロボット学校の同期である「パワえもん」(CV 真殿光昭)が登場した一方、「ザ☆ドラえもんズ」はいなくなってしまった。 初期の頃は原作に忠実なエピソードばかりだったが、年を追う毎に原作に大きくアレンジを加えた回やオリジナルエピソードも増えており、最近では大山版のアニオリ回をリメイクした作品も登場している。 また、テレ朝のドラマやバラエティ番組の出演者、映画版の主題歌を担当する歌手がゲストキャラで登場するなど、大山版ではほとんど見られなかったタイアップ回も制作されるようになった。 30分連続で1エピソードを放送することもあるほか、毎年9月最初の放送分はドラえもん誕生日スペシャルとしている(*17)。 一時期はBパートで前編を描き、次の放送でのAパートで後編を描くという変則的な前後編を行ったこともあった。これ以外にも『ドラドラ3』と表記し3本立てになった期間や、『ドラドラミニシアター』と言う短い原作を1、2分のアニメにしたもの、てんコミ探偵団のアニメ版『こちらジャイスネ探偵局』など様々なコーナーが存在する。 本バージョンの映像を基に、2014年からアメリカでローカライズ版『Doraemon -Gadget Cat from the Future-』が制作された。 日本では『ディズニー・チャンネル』(BS・CS)で日本語と同じキャストによる吹き替え版が放送されている。 吹き替え版だと「何だ、いつもと変わらないじゃないか」と思いがちだが、地味にOP・EDや文字表記が英語だったりする。 2015年にはわさドラ10周年の式典が行われ、先代声優の小原乃梨子と野村道子から「10年続けば本物」と半年しか続かなかった前述の日テレ版を否定しながらエールを送られ、水田と大原が涙した。 テレビ朝日の金曜ゴールデン大改編に伴い、2019年10月から土曜17時に放送枠が移動。 これにより2010年代以降頻発していた特番による放送休止が無くなり、年末年始を除いてほぼ毎週放送されるようになったが、関西地区ではニチアサ同様夏の甲子園中継による休止・枠移動の憂き目に遭うことに。 移動後はOPが映画『のび太の宝島』主題歌に使用された星野源の『ドラえもん』に変更された。同時にEDが正式に復活、Bパートが不定期の再放送枠になった。 これに伴い先述のクレヨンしんちゃんとの共演も復活した。 2020年4月からはBS朝日で再放送を開始。放送時間は金曜19時で半年ぶりに金曜日のドラえもんが復活したが、TVerでの配信も始まったこともあり2023年9月で終了。これにより40年以上にわたって親しまれた『金曜日のドラえもん』が完全に姿を消した。 原作にかなり近くなっているが、「ガチャ子」は出てきません。 DVDは大山版との区別から「NEW TV版」のサブタイトルが付いている。また、収録されている注意喚起の映像がそのシュールさからMADムービーでブームを巻き起こした。おやくそくには二種類のビデオが存在し、MAD化されたのは2010年ごろから使用されているものである。 【映画】 大山版以降は年に一回大長編を原作とした映画が制作・公開されるようになった。 「のび太の恐竜」に代表される原作エピソードを延長または再構築したものと、「のび太の宇宙開拓史」などの完全新作の二種類がある。 また、「ザ☆ドラえもんズ」に代表される同時上映作や福祉作品「ケンちゃんの大冒険」が存在し、『僕 桃太郎のなんなのさ』(81年7月公開)は大長編にはカウントされていないが後の短編まとめ版DVDには収録。 リニューアル前の最終作は「のび太のワンニャン時空伝」。 奇しくも映画25周年という節目の年であり、それまでのドラえもん映画を総括した同時上映作とパーマンの短編2作目も公開された。 それから1年のブランクを経て「のび太の恐竜2006」で再スタート、以降は2年に1度のペースで映画のリメイクも行っている。 音響規格は『日本誕生』からドルビーステレオ、『ふしぎ風使い』から5.1chサラウンドEXとなった。 わさドラ版では人気作家が脚本に関与した作品もあるほか、ゲストキャラの声優に俳優やタレントが起用される例が増え、「ドラえもん芸人」として知られる高橋茂雄(サバンナ)は通算3本も出演を果たしている。 また、EDで次回作のティーザー映像が組み込まれるようになった。 主題歌は当初武田鉄矢(海援隊)が関与している作品が多かったが、2000年代以降はその時点で人気のポップス系歌手が起用されており、わさドラ版では公開一ヶ月前~公開終了頃までテレビアニメのEDでも使用されている。 リメイク作品では原作からの時に細かく、時に大胆なアレンジが加えられている。 子供向けに同時発売のコミカライズは脚本に忠実なためか、映画版と大きく異なることが多いので、映画版が微妙だと感じた人も一読の価値あり。 ●映画一覧 1980年代 のび太の恐竜 のび太の宇宙開拓史 のび太の大魔境 のび太の海底鬼岩城 のび太の魔界大冒険 のび太の宇宙小戦争 のび太と鉄人兵団 のび太と竜の騎士 のび太のパラレル西遊記 のび太の日本誕生 1990年代 のび太とアニマル惑星 のび太のドラビアンナイト のび太と雲の王国 のび太とブリキの迷宮 のび太と夢幻三剣士 のび太の創世日記 のび太と銀河超特急 のび太のねじ巻き都市冒険記※原作者による最後の作品 のび太の南海大冒険 のび太の宇宙漂流記 2000年代 「ロボット王国」から「宝島」まで、映画の公式サイトにはFlash Playerなどを使用したミニゲームコンテンツがこれでもかというほど搭載されていた。そのクオリティの高さは伝説レベルで、「新魔界大冒険」や「人魚大海戦」ではポイントをウェブ内で稼いでミニゲームを解放していくやりくりコンテンツが存在した。もちろん、2020年を過ぎた後は「新鉄人兵団」より前の公式サイトがごっそり削除されてしまった。 「ふしぎ風使い」以降はデジタル製作になった。 のび太の太陽王伝説 のび太と翼の勇者たち のび太とロボット王国 のび太とふしぎ風使い のび太のワンニャン時空伝※大山ドラ最終作 のび太の恐竜2006(ゲーム版)※ここからわさドラ版 のび太の新魔界大冒険~7人の魔法使い~ のび太と緑の巨人伝 新・のび太の宇宙開拓史 2010年代 のび太の人魚大海戦 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち~ のび太と奇跡の島 のび太のひみつ道具博物館 新・のび太の大魔境〜ペコと5人の探検隊〜 のび太の宇宙英雄記 新・のび太の日本誕生 のび太の南極カチコチ大冒険 のび太の宝島 のび太の月面探査記 ●番外 STAND BY ME ドラえもん 2020年代 のび太の新恐竜 のび太の宇宙小戦争 2021 のび太と空の理想郷 のび太の地球交響楽 ●番外 STAND BY ME ドラえもん 2 同時上映 ※個別項目がある物のみ記載、ザ☆ドラえもんズシリーズは該当項目を参照。 ドラミちゃん ミニドラSOS!!! 2112年 ドラえもん誕生 帰ってきたドラえもん のび太の結婚前夜 おばあちゃんの思い出 がんばれ!ジャイアン!! ぼくの生まれた日 ●【幻の実写版】 初代アニメ版が企画された1972年には、ピー・プロダクションのうしおそうじによるフジテレビをキー局とした、もう一つの『ドラえもん』の企画があったとされる。 この企画書は200字詰め原稿用紙(表紙含む)6枚と添付資料「ドラえもんの大ひみつ」(学年誌掲載分)のコピー1枚の合計7枚から成る。 これはフジテレビ系10月新番組の放送枠獲得を狙ったもので、『幼稚園』1972年8月号には「テレビにでるのをまっててね」という告知文も掲載されていた。 当初はアニメと実写の双方で企画され、後に実写へと企画が転向された。作者の藤子不二雄両人もピープロに訪れ「実写でやろう」と同意。この際にドラえもんの声優として挙がっていたのが、奇しくも大山のぶ代だった。大山の起用は、先にピープロ制作のアニメ『ハリスの旋風』での演技を見込まれてのことだった。既にドラえもんの着ぐるみまで試作されていたものの、この企画がどの程度具体化し、どの時点で頓挫したかについては不明。 ちなみに企画書ではドラえもんのキャラクター設定は原作から改変され「宇宙からやって来た宇宙ロボット」になる予定だった。 【その他】 テレビゲームや着ぐるみショー、絵本に教育漫画、ゲームブック、紙芝居、小説にCMと媒体には事欠かさない。 一番有名な「学習シリーズ」は当該項目を参照。 2008年にはシリーズ初の舞台作品として「のび太とアニマル惑星」の公演も行われた(2017年にもキャスティングを変えて再演)。 ちなみにドラえもんは人間ではなく着ぐるみで、アニメと同じ水田わさびが声を担当。 舞台ではこのほか、あの吉本新喜劇にドラえもんとのび太がゲスト出演したこともある。 鉄道とのタイアップ企画も頻繁に実施されており、最初に実施したのがJR北海道の「ドラえもん海底列車」。 1998年に青函トンネル開業10周年を記念して開始した企画で、トンネル内の吉岡海底駅に「ドラえもん海底ワールド」というイベント会場を設置。2006年に同駅が北海道新幹線の資材置場に転用されるまで運行された。 それ以外では作者および制作会社にゆかりの深い小田急電鉄・西武鉄道での実施例が多い。 前者は2011年の「藤子・F・不二雄ミュージアム」開業に合わせてラッピング列車を運行したほか、ミュージアム最寄り駅である小田原線登戸駅はドラえもんの装飾にリニューアル、上り接近メロディが「夢をかなえてドラえもん」に変更された(*18)。 また、2015年のアニメスペシャル「のび太特急と謎のトレインハンター」の製作にも協力しており、本編には小田急電鉄の歴代車両も登場する。 後者は毎年の映画公開時には記念装飾編成が登場するほか、2020年からは50周年を記念したラッピング車両「DORAEMON-GO!」の運行を開始した。 この他、作者の故郷である高岡市の路面電車・万葉線にもドラえもん電車が運行中。 登場人物の住所等から、本作の舞台は東京都練馬区だとされている(旧・田無市(西東京市の前身)が舞台だという説も)。 アニメ版でのび太たちが通う小学校の名前はそれぞれ違っており、日テレ版は「下町小学校」、大山版は「○×小学校」、わさドラ版は「月見台小学校」の名称となっている。 【主要キャラ】 CVは日テレ版/大山版/わさドラ版の順 ・ドラえもん CV.富田耕生→野沢雅子/大山のぶ代/水田わさび 主人公。未来からやって来たタヌキネコ型ロボット。 2112年9月3日に製造され、当初は未来人セワシのお世話をしていたが、一族の運命を変えるべくセワシの先祖であるのび太の元にやって来る。 膨大な数のひみつ道具を持ち、のび太をサポートする。 耳は欠損、ネコなのにねずみが嫌い、機体各部は故障中となかなかにポンコツだが、のび太とは大の仲良しの親友となる。 ・野比のび太 CV.太田淑子/小原乃梨子/大原めぐみ 副主人公(*19)。セワシの先祖。小学5年生(掲載誌によって変わる)で東京都練馬区在住。 近眼で勉強もスポーツもダメだが、心優しい素直な少年。ただし昼寝と射撃とあやとりの才能だけはピカイチ。 悪気は無いのだが余計な発言をしたり、すぐに調子に乗る、Hなことをしてしまうこともあり酷い目にあうこともある。 が、お人好しでなかなか憎めない。ドラえもんとは時々喧嘩もするが、お互いに信頼し合う親友となる。 勉強が苦手だが頭が悪いわけではなく、特に道具の応用においてはドラえもん以上。 ・しずかちゃん(源静香) CV.恵比寿まさ子/野村道子/かかずゆみ 本作のヒロイン。のび太のガールフレンド。 少しお転婆だが成績優秀、品行方正な才女。 しかし、初期のころは「クラスで一番わすれんぼのあんたが? ホホホ」と発言するなど性格は悪いほうだった。 三度の飯よりお風呂が好きという筋金入りの入浴マニア。 一日に3回入浴しないと気が済まないため、昼間から入っている場合もある。 のび太がどこでもドアなどの道具で移動した場合、しずかが入浴中というのは一種の定番のギャグと言える。 気付いた後は「のび太さんのエッチ!!」の罵声と共に洗面器のお湯を浴びせたり、風呂桶を投げつけたり、ボコボコにしたりして追い出すのがお約束の展開となっている。 なお、ピアノは上手であるがバイオリンはジャイアンリサイタルレベルと、お世辞にも上手とは言えない。 しかし、本人はピアノよりバイオリンが好きだそうだ。 原作では「しずちゃん」、アニメでは「しずかちゃん」と呼ばれている。 将来、のび太と結婚してノビスケという子供を授かるという設定である。 ・ジャイアン(剛田武) CV.肝付兼太/たてかべ和也/木村昴 のび太のクラスメイトでガキ大将。実家は雑貨店。 「お前のものは俺のもの」や「さからうものは死けい!」に代表されるように極度に自己中心的な反面不良に絡まれているのび太に助太刀するような面倒見の良さも持ち合わせる、良くも悪くもガキ大将気質の人物。 腕っぷしもあるから手に負えず、勝てるのは母ちゃんのみ。また妹に対しては一貫してお節介焼きだが優しい兄として接している 大長編で一番化けるキャラとしても有名。 歌が大好きだが、その歌声はもはや公害レベルなので周囲からは恐れられている。 ・骨川スネ夫 CV.八代駿/肝付兼太/関智一 富豪の御曹司で嫌味な性格。 基本的にジャイアンの腰巾着だが「3人用」に代表されるようにその手口はジャイアン以上に悪質かつ陰険。しかし時にはジャイアンの横暴に対してのび太達と手を組むことも。 趣味はコレクションや模型・ラジコン製作、アイドルのファンクラブ等多方面。 5人の中では唯一主演格の映画作品が作られておらず、それを自虐するシーンがあったりする。その一方で(乗っ取られてだが)闇落ちして敵の首魁になる映画はある。 大山版のアニメに登場した「自慢話のテーマ曲」が大量のリミックス版が制作されたことでもおなじみ。 ・のび太のママ(野比玉子) CV.小原乃梨子/千々松幸子/三石琴乃 ・のび太のパパ(野比のび助) CV.村越伊知郎/加藤正之→中庸助/松本保典 のび太の両親。厳しいが(特にママ)、のび太を誰よりも大事にしている。 パパは喫煙者だが、わさドラでは時勢もあってか喫煙シーンが減少。 連載開始当初は社長ないし経営者だったが、すぐにサラリーマンへ設定変更された。 これに伴い未来ののび太の職歴も「就職できず仕方なく起業」と変更されている。 ・先生 CV.加藤治→雨森雅司/沢りつお→加藤治→井上和彦→田中亮一/高木渉 のび太のクラスの担任。 のび太をよく廊下に立たせたり厳しくしかったりする一方で、時には優しく諭したり、のび太が頑張ったときにはしっかり誉める良き教師。 初期は設定が定まっておらず、上記のように厳しい性格だったが、わさドラでは時勢もあってか丸くなった。 フルネームはいまだ不明だが、日テレ版では「我成(がなり)」という苗字が付けられていた他、大山版では苗字が「先生(せんじょう)」とされ、一度だけ登場した母親により「えいいちろう」(漢字は不明)と呼ばれた回が存在する。 2020年11月20日公開のドラえもん50周年記念映画『STAND BY ME ドラえもん2』に合わせて開催されたオンライン試写会プロジェクト「野比家 源家 両家結婚式」の招待客リストにて、公式に「我成栄一郎」のフルネームが登場していた。 ・出木杉英才 CV.未登場/白川澄子/萩野志保子 勉強もスポーツも万能、何をやらせても優秀な上博識な秀才。人格面でも優れているという、まさに「できすぎ」くん。 難点を上げるとしたら少々配慮が足りないこと、出来が良すぎるので映画ではチョイ役なところ。 第1作『ドラえもんのび太の恐竜』では第1稿シナリオでは冒険に加わる予定だったが彼がいると1人で多くの問題を解決してしまうという理由でカットされた。 以降ボケてでは映画版イジりが定番と化す しずかちゃんとつるんでいることが多く、その度にのび太から嫉妬されている。 なお、「出来杉」ではなく、「出木杉」。アニメのエンドロールや公式サイトでも間違われる程である。 実は名前の読み方が(憶測はできるが)正確には不明。「えいさい」派と「ひでとし」派の問題は根深い。 ・ドラミ CV.未登場/よこざわけい子/千秋 ドラえもんと同じオイルを使って製造されたドラえもんの「妹」。 どこか抜けている兄とは対照的にしっかり者の妹。弱点は強いて言えばくそまじめ。 普段はセワシの世話で22世紀におり、ドラえもんのピンチヒッターとしてやってくることが多い。 アニメはこちらもテレビ朝日版からの登場。 90年代には本編映画と同時上映で氏を主役とした短編映画が多数制作されていた。 絵描き歌がFLASHのせいでちゃんと歌えない人は手を挙げよう ・セワシ CV.山本圭子/太田淑子/松本さち 22世紀の未来人で、のび太の子孫(孫の孫、すなわち玄孫)。のび太のことは「おじいちゃん」と呼ぶ。のび太の元に自分の世話ロボットであるドラえもんを送り込んだ張本人。普段はドラえもんの代わりにドラミちゃんに世話されている。のび太の借金のせいで貧乏だが、成績等は別段悪い様子はないしたたかな少年。 追記・修正は鼻でスパゲティーを食べつつ、目でピーナッツを噛みながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄リセットの提案から1か月以上経過しており、反対意見がなかったのでリセットを行いました。声優の件で煽りや否定的な発言を繰り返すと荒れる原因になるのでお控えください。 わさドラの時は原作通りにやってるだけの回でも「改悪だ!」とか言ってる奴らが嫌だったなあ… -- 名無しさん (2020-12-07 20 55 22) 思ったけど「ひみつ道具」そのものの記事は出来ていないんだっけ? -- 名無しさん (2021-02-01 19 18 22) ↑「ひみつ道具」そのものの記事はまだ無いですね。 -- 名無しさん (2021-02-24 15 15 38) 最近のドラ映画は大人の扱いが悪い気がする。バンホーさん、ボームさん、シンドバッドのような、頼りになる・信頼できる・作品のメインとなるゲストの大人がほとんどいないような。 -- 名無しさん (2021-03-09 22 30 34) この作品に接することで科学に興味を持つ子も多いのだというのだから国民的アニメは偉大だ。 -- 名無しさん (2021-05-25 12 24 32) アニメのドラえもんの項目日テレ番、大山番、水田番の3つに分けませんか -- 名無しさん (2021-06-05 19 33 49) 大山版ドラえもん末期のEDは悪い意味でドラえもんらしくなかったなぁと思った。映像と歌詞になまずを出した意図がよく分からん -- 名無しさん (2021-06-20 12 47 37) 日テレ版のEDだってドラえもんらしくなかったぞ -- 名無しさん (2021-07-24 16 23 34) あの、グラブルとコラボって…なんで? -- 名無しさん (2021-11-26 16 46 43) 追記・修正の条件厳しスギィ!! -- 名無しさん (2022-01-27 21 42 31) ドラえもんのエピゴーネンは数あるが、どうしたわけかアンチが描くと明るくなり(例 タルる)、ファンが描くと暗くなる(例 タコピー)。何故だ。 -- 名無しさん (2022-03-20 19 04 50) 藤子・F・不二雄版「エヌ氏(のび太)の遊園地」といったとこか -- 名無しさん (2022-05-29 23 59 01) ↑2 アンチで作られたキャラがアニメで共演したというんだから、皮肉な話だ -- 名無しさん (2022-05-30 22 08 32) 今度の映画の舞台は空 -- 名無しさん (2022-07-09 20 17 42) コナンみたいにエピソード記事をここにまとめてくれると助かる -- 名無しさん (2023-01-11 00 33 36) 原作全45巻の再発行したヤツは小学館か作者の規制によりセリフが差し替えられているらしい。そのため初版本はものすごいプレミア価格とのこと。 -- 名無しさん (2023-01-14 18 52 57) F先生の他作品と繋がってるのが嬉しい。(パーマンとかチンプイとか) -- 名無しさん (2023-01-14 18 58 36) 大長編でポストアポカリプスものをやって欲しいのは俺だけだろうか… -- 名無しさん (2023-01-14 20 35 17) ↑アニマル惑星のニムゲの星とか、宇宙漂流記の漂流船団の元の星がちょっとそれっぽいかな。あとは嘘予告だけど、『帰ってきたドラえもん』でのび太とドラえもんが廃墟になった町を歩いているシーンがあったような。 -- 名無しさん (2023-01-14 20 53 43) ガラパ星シリーズはわさドラでもあのオチに持っていくまでの過程で混乱しそうだから無理そうか?(エピソード項目で仮に作るとしても、ブログとかの解説記事やコロコロコミックの付録で相当な価値がついてネットオークションで出回っている解説本みたいなものがないと理解するのが困難) -- 名無しさん (2023-02-18 21 38 36) 宇宙小戦争のリメイクを見た後十数年振りにのぶドラ版を見てみたら逆に違和感を感じて受け付けなくなってる自分がいて我ながらショックだった -- 名無しさん (2023-03-23 15 31 15) 日テレ版と2005年版はバッドアニメと扱うが、(放送終了となった)1979年版だけはバッドアニメとは扱はないタイプですね。 -- 名無しさん (2023-05-18 18 13 30) 久しぶりに読み返したけどやっぱり面白い -- 名無しさん (2023-05-18 18 47 29) ↑3自分も久々に見て見たが、全く違和感なかったな。音楽や部屋の様子なども含めて、ものすごく安心した気分になった。 -- 名無しさん (2023-05-22 21 57 47) やっぱりドラえもん達は放送終了となった1979年版のcvである大山のぶ代さん達が一番! -- 名無しさん (2023-05-30 23 28 07) 後半になるにつれてのび太くんが道具に頼らず頑張る、しずかちゃんがノケモノにするなら私も遠慮するなど登場人物も成長していってるのが素晴らしい。 -- 名無しさん (2023-06-17 21 14 39) 批判の多いわさドラも決して悪くはないと思う(かつては自分も拒否反応あったけど)。大山版の良い所をしっかり受け継いでくれていると思う。 -- 名無しさん (2023-07-09 08 47 49) 昔はドラえもんも一人の生物として見られてたのが最近はロボットが発達してきたからか「子守りロボットの癖に人間に逆らうポンコツ」みたいな風に叩いてる奴がよく見られる気がする…確かにロボだけどドラえもんはちゃんと自我がある設定なのになあ -- 名無しさん (2023-07-14 20 27 27) 違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2023-07-15 23 31 44) ドラちゃんも初期はハチャメチャな居候キャラだったが後期に行くにつれて子守りロボットとして落ち着いてきた(たまにのび太くんと一緒になってやらかすけど) -- 名無しさん (2023-08-01 19 13 58) ↑3アニオリが割とそんな感じ。「走れのび太ロボット裁判所へ」と「ネコ型ロボット対イヌ型ロボット」を見比べると、未来世界におけるロボットの扱いが真逆になっているのがわかる。 -- 名無しさん (2023-09-02 08 11 10) 【悲報】大山のぶ代版ドラえもん(26年間)の放送期間がアニメ版「名探偵コナン」を下回る -- 名無しさん (2023-09-09 17 21 16) たまに人情話の回があるけどやっぱり日常のドタバタギャグの回のが面白い。 -- 名無しさん (2023-09-12 19 10 43) 日テレ版の本作の制作会社の社長は少なくとも死刑執行されたんじゃない? -- 名無しさん (2023-09-25 17 17 05) 確かアニメは水田わさびが四代目ドラえもんって聞いた。ずっと三代目だと思ってた。 -- 名無しさん (2023-09-25 19 15 58) なんかの番組で地声がのぶドラにそっくりな人が紹介された時に親父達:大笑い・自分:そういや昔はこんな声だったな・妹:全然違うじゃんって三者三様の反応になっててジェネレーションギャップを感じずにはいられなかった -- 名無しさん (2023-10-06 13 16 39) もっとも知名度が高くもっとも愛された藤子作品 -- 名無しさん (2023-10-06 20 33 11) ↑×2 年始に親戚で集まった時に叔父が余興で声真似やったら同じ現象が起きたわ。わさドラが根付いたんだなとしんみりすると同時にのぶドラが過去のものになりつつあるのかと寂しく感じたよ -- 名無しさん (2023-10-25 12 55 32) ドラマで20代がアイテムを手に取りわさドラの真似して「テッテレ~」に対し、オッサンが「ドラクエのレベルアップ音?」と聞き返してくる二重のジェネレーションギャップネタがあった。あれは脚本なのか演出や俳優のアドリブなのか、俳優たちはそれぞれの元ネタを解ってやっていたのかどうかが気になって仕方ない。 -- 名無しさん (2023-11-05 12 15 02) わさドラに変わってからもう20年近く経つのか、今でもたまーにわさドラ批判を見ることもあるけど、いまとなっては移行時のあの混沌とした雰囲気はある意味面白かったな -- 名無しさん (2023-11-07 13 17 12) 水田ドラは良い子には見せたくないイメージになり、クレしんは良い子に見せたいイメージになった事によりまさかの逆転現象。だけど映画は水田ドラの方が良い子に見せたいイメージだけどね。 -- 名無しさん (2023-11-12 18 41 48) アニメや映画でたまにオリジナルひみつ道具が出てくる。 -- 名無しさん (2023-11-12 19 19 10) ↑×3声優変わった当初は拒否反応持つ人多かったけど、今は慣れたっていうネット上の反応もちらほら見かけるね。 -- 名無しさん (2023-12-27 15 55 18) 今は凍結されてるけどのび太が色々都合悪いエピソードとかで自分が気に入らないからってF先生まで貶め始めた奴はさすがにドン引きしたわ -- 名無しさん (2023-12-28 20 31 35) 見たいのは大山シリーズです。 -- 名無しさん (2023-12-29 17 31 26) 昔のドラえもんをやたら神格化してる人いるけど末期がやばかったのとかは総スルーするんだろうな… -- 名無しさん (2023-12-29 20 20 38) 大山版のおまかせディスクの回見てみたけど、確かに色々カオスだったな…のび太が(ギャグ演出とはいえ)頭上に雨を降らせたり、スネ夫が真っ白になる場面がドラえもんらしくなかった感じ -- 名無しさん (2024-01-12 20 12 42) もうすぐ20年にもなるわさドラを未だに否定して昔のを神格化してる人達なんて大半がいい歳の大人達なんだって思うとなんか悲しい。自分もとっくにメインターゲットから外れてるけど、ありがたい事に今でも子供と一緒にわさドラ楽しんでるし映画では恥ずかしながら感動して涙した回もある。思い出の中の大山版も勿論好きだけど、今続いてるわさドラも大好きだ。 -- 名無しさん (2024-03-13 06 20 52) 今日兄にスタンドバイミーのラストネタバレされた -- 名無しさん (2024-04-20 14 31 54) ↑×2 今の子に大山版のドラえもん見せたら声が違うって言われた。 -- 名無しさん (2024-04-24 03 04 41) のぶドラは無味無臭 -- 名無しさん (2024-04-27 06 24 20) そらあんたがろくにのぶドラを見てないだけだろ -- 名無しさん (2024-05-01 19 36 43) キッズ向け玩具に収録されてるドラえもん曲も「ドラえもんのうた」じゃなくて「夢をかなえてドラえもん」になってるのが時代だなぁとも思う…でも自分は大山版が主流の頃に産まれたし -- 名無しさん (2024-05-01 19 40 34) 上からのび太に説教する大山ドラより一緒に悪さするわさドラのが面白い -- 名無しさん (2024-05-02 01 17 22) ↑保護者ののぶドラと親友のわさドラで明確に立ち位置が変わってるのが良き。 -- 名無しさん (2024-05-02 05 36 29) のび太に説教なんて原作でもわさドラでもやっとるわ。 -- 名無しさん (2024-05-02 20 46 31) 初期の大山ドラでは、未成年者には不適切なサブリミナル効果があったため、2012年頃にDVDの自主回収騒動があったな。 -- 名無しさん (2024-05-09 19 41 23) ↑「一生に一度は百点を」だったか? -- 名無しさん (2024-05-09 19 46 16) あったなー、こっそり「交尾回路」と -- 名無しさん (2024-05-11 21 02 28) 開始年タグで迷う。1969年か1970年か1979年か -- 名無しさん (2024-05-17 15 40 54) 原作開始年タグ追記に感謝 -- 名無しさん (2024-05-17 15 52 03) 最近大全集購入したけど単行本から削除されたお話がたくさんあって驚いた。 -- 名無しさん (2024-05-17 15 53 55) 新品の全45巻はセリフが大幅に差し替えられてるからね。 -- 名無しさん (2024-05-20 08 36 25) ちびまる子ちゃんやアンパンマンと並ぶご長寿国民アニメ。 -- 名無しさん (2024-06-03 01 36 32) そういや大山版って同じエピソードが2度放送されると、その2度目のサブタイトルが変更されるのは何故だろう?(ライオン仮面の話とか)。水田版だったら使いまわすケースも多いのに -- 名無しさん (2024-06-21 20 08 15) フィリピンだっけ?一部の国では放送禁止らしい。なんでも、甘えまくって他力(道具)本願なのび太が子供の教育に不適切だとのこと。まあ分からんくもない -- 名無しさん (2024-06-22 03 38 49) わさドラのオリジナル映画も面白いのが多い -- 名無しさん (2024-07-22 20 30 12) 主人公、居候先の相棒、ヒロイン、意地悪なお坊ちゃん、乱暴なガキ大将のテンプレが素晴らしい -- 名無しさん (2024-09-01 08 08 23) 70年代の原作の初版本のセリフに「キチ○イ」は出るのかな? -- 名無しさん (2024-09-01 10 49 49) 来年の映画の情報がまったく無いという事は公開されないのかもしれないし、テレビアニメ版は来年の3月末で終了かも…。 -- 名無しさん (2024-09-24 17 41 33) ↑まだ特報が出てないだけじゃない?今年の映画も特報出たのが去年の10月初頭だったし -- 名無しさん (2024-09-24 18 40 11) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/7240.html
「判定不一致修正依頼」にて判定と記事内容の不一致が指摘されています。対応できる方はご協力をお願いします。 ドラえもんカート2 【どらえもんかーとつー】 ジャンル レース 対応機種 ゲームボーイ ゲームボーイカラー共通 発売元 エポック社 開発元 エム・ティー・オー夏システム 発売日 1999年3月12日 定価 3,980円 プレイ人数 1人(対戦時2人) セーブデータ 1個(バッテリーバックアップ) 周辺機器 通信ケーブル、スーパーゲームボーイ対応 判定 クソゲー ポイント 初代と別ベクトルのバランス崩壊爽快さのないイライラレースもはや苦痛レベルのやりこみ要素世界観やストーリーは良好まさかのスネ夫優遇ゲージャイアン「スネ夫~!お前の責任だぞ!」 ドラえもんシリーズ 概要 ストーリー 特徴 問題点 賛否両論点 評価点 総評 概要 『ドラえもんカート』の続編。今回はゲームボーイカラーにも対応し、フルカラーでのプレイが可能となった。 今回はレースの世界に散らばってしまったひみつ道具を回収するため、ドラえもんとのび太に加えいつもの5人で世界を冒険する。 ストーリー 前作に引き続きレースをすることに夢中ののび太。もっとレースをしたいと言い、レースがいっぱいできる星を探すようドラえもんに頼む。ドラえもんは渋々宇宙救命ボートを出し、のび太達5人はレースの星へ。出迎えてくれた王様と早速レースをすることになるが、王様のあまりの速さにのび太は仰天。こっそりひみつ道具を使いズルをして勝ってしまう。しかし王様はこれに気づき怒り、ドラえもんのひみつ道具を取り上げ星中にばらまいた上でのび太達を追い出してしまった。のび太達5人は行く先々でひみつ道具を回収しつつ王様にもう一度会いに行く。 特徴 前作と同じく「シナリオモード」「VSモード」「タイムアタック」の3つのゲームが遊べる。 シナリオモードは前作から大きく変化し、マップを自在に行き来し現れた相手とレースして勝てば次のマップに進める、といった具合になった。 戦う相手は猿や河童など動物の他、雲の妖精もいたりと個性豊か。そして中には何らかのひみつ道具を拾って持っているものもおり、レースに勝つとひみつ道具を返してくれる。 この仕様上、本作のレースは全て1vs1のタイマンとなる。 特定のひみつ道具を手に入れることで新たなマップに行けるようになり(たとえばジャック豆で雲の上など)、広大なマップを少しずつ進みながら王様の城を目指す。 今回はレース毎に操作キャラクターを選ぶ仕様になり、いつでも好きなキャラでレースできるようになった。 レース中は前作同様アイテムポイントを通るとひみつ道具を使用できるようになる。ここで入手できるひみつ道具は3種類だがいずれも各レースに固有のものであり、レースに勝利すると一定確率でそのひみつ道具を入手できる。 また、自分でもひみつ道具を最大3つまで持ち込むことができ、それらもルーレット候補に追加される(3つ持ち込んだ場合は計6つの道具から選ばれることになる)。 VSモードは通信ケーブルで対戦が出来る。CPUとの対戦は不可。 タイムアタックは好きなキャラで好きなコースのタイムアタックが出来る。選べるコースはシナリオモードで出現したコースのみ。 ひみつ道具の数は120個以上と多種多様。手に入れたひみつ道具は図鑑で説明文やイラストとともにみることができる。 問題点 前作より悪化したゲームバランス 今作ではなんと路肩を踏むと大幅に減速し、かつ一定以上スピードを出しつつハンドルを切り続けるとスピンするようになった。アクセルべた踏みでカーブを曲がろうものならほぼ確実にスピンする。 おそらく前作がアクセルべた踏みでも難なく攻略でき、レースゲームの意味を成していなかったことからの反省なのだろうが、今度は極端すぎである。 では定期的にブレーキを使えば…と言いたいところだがブレーキも今ひとつ実感できないレベルの低性能で、そもそも相当速度を落とさないと曲がれない急カーブが多発するコースだとスピードそのものを出せない。スピードを出さなければスピンすることもないのだが、今度はレースゲームとしての爽快感に欠けてしまう。 したがって、本作で速く走るためには「適度なエンジンブレーキとブレーキで減速しつつ、いかなるカーブがあっても常にコースの中央を走り、どうしても曲がれない時は定期的にハンドルを戻しアクセルを離しスピンしないよう気を使いながら路肩を使って曲がる」プレイングが要求される。もはやこれはレースではなくイライラ棒の類である。 どうやらエリア(あるいはエリアごとに乗り換えているカート)毎にオフロード値が設定されているらしく、滑りやすいコースと滑りにくいコースが存在する。そしてあろうことか一番滑りやすいのは序盤の森エリアである。次の海エリアに進むとかなり強引なカーブを行ってもあまりスリップしなくなり拍子抜けした人は多いはず。 序盤が一番難しいという滅茶苦茶な難易度設定である。 デザインを重視しすぎたコース 一般的なレースゲームとは違い、本作は「レースの星」というファンタジー要素を出そうとしたのかほとんどのコースが何らかの絵を模したものとなっている。つまり複雑な絵だとカーブやターンが激しくなりスピード感は消失する。 コース一覧をみる限り実際に走った難易度は全く関係なく、エリア毎の雰囲気にあった絵を適当な順番で並べているだけのようである。 最初のコースからして「ひょうたん」である。当然、直線はほとんどない。上記の通りカーブでスピンが多発する。しかも最初のステージであるにもかかわらず滑りやすい。1コース目から本気で殺しに来ている。 いきなりまともに曲がれない謎のレースに挑まされ、心が折れたプレイヤーも多いのではないだろうか。 後半につれて複雑なデザインは増える。デザインが複雑になれば当然輪郭やカーブも増え、コースも長くなる。爽快感は消えていく。 キャラクター間の性能格差がひどい 上記の通り本作はカーブに特に気を使うゲームとなっているため、必然的にコーナリング性能に優れているキャラクターが有利になり、逆にコーナリングが悪いキャラを使用すると極端に難しくなる。 使用キャラで最もコーナリング性能が良いのはスネ夫。スネ夫でプレイするとスピンすることがほとんどなくなるくらい歴然とした差がある。まさかのスネ夫ゲーである。 逆にコーナリング性能が悪いのはジャイアン。ちょっとしたカーブですらスピンしてしまうため、もはや使用するのは縛りプレイの領域。 一応最高速は高めに設定されているが、急カーブばかりでほとんど直線のない本作のコースにおいて彼の最高速が真価を発揮することは無いに等しい。おまけに加速性能も悪く設定されているので、「すぐスピンする上に立ち直りが悪い」ととことんゲームシステムに嫌われた性能となっている。 のび太は加速重視であり、コーナリング性能こそ並だがカーブやスピンで減速した後の立て直しが早い。スネ夫ほどではないが本作のゲームシステムに向いているキャラといえる。 しずかはバランス型であり、得意不得意はない。 ドラえもんは性能が低い代わりに例によってひみつ道具使い放題なので最強キャラ…かと思いきやドラえもんですらある程度スピンする可能性が高く、しかも加速が悪いせいでスピンすると立て直せないなど初心者が真っ先に選んで出鼻をくじかれるケースが多い。更に後述するひみつ道具のバランスの悪さが災いして、本作でのドラえもんの使い勝手は序盤に限ればはっきり言って悪い。 ひみつ道具のバランスが悪く、特定のひみつ道具で容易にゲームバランスが崩壊する 今作ではひみつ道具を集めること自体をやりこみ要素としているため、その総数が大幅に増加。似たり寄ったりの効果のものも多いが、強弱がはっきりしているアイテムもある。 レースで使用できるひみつ道具を3つまでは自分で選べるため、強力なひみつ道具を偏らせることで難易度を一気に低下させることが可能。 特にスピードアップ系の中でも「グレードアップえき」や「スベールガス」は強力で、コーナリング性能がアップしなおかつスピンしなくなるという破格の効果。最高速でも急カーブを曲がれるようになってしまうため、適当に操作しているだけでライバルを一気に抜いてしまう。そのためスピードアップ系をそろえてひたすら使い続けるだけでほとんどのレースはアクセルべた踏みで勝ててしまう。ジャイアンでさえ。 同様のアイテムに「さかみちレバー」「デンコーセッカ」が存在し、こちらはコーナリング据え置きで加速と最高速が上がる。さすがにスピンは防げないが、それを加味してもなおライバルを余裕で抜ける速さが手に入る。ジャイアンでさえ。 しかもあろうことか本作のパワーアップ系アイテムは持続時間が異常に長い。1周40-45秒ほどかかるレースで30秒以上持続する。アイテムはコースに2カ所あるため、パワー系のアイテムを取り漏らさないようにしつつ順次使用すればライバルと半周差をつけてゴールすることも容易である。 そしてドラえもんはひみつ道具が使い放題であるため、パワーアップが切れる→すぐ次のパワーアップアイテムが補充される→切れる→補充…という永久機関状態に。パワーアップアイテムを手に入れたら最後、ドラえもんはやはりゲームバランスを崩壊させる最強キャラに変貌する。 一方で、効果が微妙なひみつ道具も多い。 無敵になれるぼうぎょ系は実感がわかず、ダウン系や設置タイプのこうげき系アイテムはそもそも1vs1で広大なレース場を走っている状況ではあまりにも無力。カーブの終わり際に置けば割と当たってはくれるが速効性はない。 相手の場所を問わずスピンさせる「わすれろぐさ」や「こけおどしてなげだん」ならある程度の効果は期待できるが、自分が速く走った方が(クリアまでに感じる苦痛時間の軽減的な意味でも)手っ取り早いことに変わりはない。…そもそも本作はレースゲームなのだが。 前方に発射する「アタールガン」や「くうきほう」はライバルにある程度差をつけられるとそもそもライバルが見えなくなるので当てられるわけがない。前作同様ほぼ死にアイテムである。 ひみつ道具のバランスが悪いにもかかわらず、狙ったひみつ道具を手に入れにくい ひみつ道具はそれぞれのコースにおいてライバルが所持しているが、どうすれば特定のアイテムが手に入れられるかは作中で明言されていない。 「アイテムを使わないでレースに勝つ」「同じコースで連勝する」などヒントは聞けるが、具体的にどのアイテムなのかはわからない。プレイヤーは総当たりすることになる。 アイテムの総数はこうげき系が最も多い。つまり上記の通り半分以上が役に立たないハズレアイテムである。実質いかにパワー系を引けるかにかかっているため、この仕様は向かい風となってしまっている。 恐ろしいことにひみつ道具にはダブりが存在するため、プレイヤーによって同じような走りをすると特定のひみつ道具が偏って集まってくる傾向がある。 ゲーム開始時はひみつ道具がないため、コースの固有アイテムにパワーアップ系アイテムが混じっているかいないかでそのコースの難易度が決まるという意味のわからない仕様に悩まされることになる。 序盤のドラえもんが全くお勧めできない理由の1つであり、道具がそろわないうちはスネ夫で丁寧に走った方がよほどスムーズに攻略できるだろう。 パワーアップ系アイテムが1つきたところで…と思うかもしれないが、1つだけ持ち込めば実質1/4でパワーアップアイテムを引ける。十分過ぎるプラス要素である。 相変わらずSEはほとんどない かろうじてレース開始時の信号のカウント音は鳴るようになったが、後はアイテム使用中のSEが複数ある程度。抜いた抜かされたで音は鳴らない。 一応、タイトル画面にあるオプション設定にてレース中のBGMをオフにすると、代わりに走行中のカートのSEが流れるようになる。が、そのSEの質も、後述するBGMをわざわざ切るまでのものとは言えないのが現実。 前述のひみつ道具もあってかゲーム後半は非常に単調な試合になるため、プレイしていると眠くなること必至である。 負けた時のSEはあるのに勝った時のSEがない。無音で喜ぶキャラの表情と「YOU WIN」の文字が出てくるためかなりシュール。 BGMはドラえもんらしくない ノリノリのBGMが流れるがドラえもんのゲームらしさはあまりない。そしてループが短い上に最後まで2曲だけ(ボスキャラクター用BGMとかラスボス用BGMとかそういったものは一切ない)なので、頭に残りやすいがすぐに慣れて飽きてしまうだろう。 ちなみに2曲のうちの1つは本作の前年に発売されたGB用ソフト『本格将棋 将棋王』に使われている曲と全く同じものである。 背景は単調、ゲームも単調 今回はカラーになったことで色鮮やかな風景が見られる…が、さすがに2分以上見続けると飽きてしまう。 しかもエリア毎にほとんど同じ背景であり、コースに至っては明確な描写すらない。 そして今作は常に1vs1であり、次々とライバルを抜いていく爽快感はない。パワー系ひみつ道具を使うとスピンすら気にしなくていいため、一度抜いたら後は一人で黙々とハンドルを切るだけの作業と化す。 BGMの短いループと鳴らないSEもあって、続けてプレイすると間違いなく眠くなるだろう。 賛否両論点 シナリオが長い 普通に考えれば評価点だが、要は「クリアまでに苦痛を感じる時間が長い」のである。 一気にプレイするのはオススメできない。少しずつ休みをとりながらプレイすることを勧める。 もちろん、シナリオが長いと言うことはじっくり遊べるということであり、遊びごたえは(楽しいかどうかをおいて)十分である。 ラスボスが強い なんと場所を問わずスピンさせるひみつ道具を乱用してくる。まともに戦うとしょっちゅうスピンさせられてかなり手強い。 ゲームバランスが不安定なことに定評のある本作だが、ラスボスの難易度が高いというお約束は一応守っているようだ。 もちろん、パワー系ひみつ道具を大量に持ち込んだドラえもんを使用すればラスボスにすら半周差をつけて勝てるので安心してほしい。 改善されたちらつき 前作と違い本作はレース開始後はほとんど画面のちらつきがない。カラーなのも相まって見やすさは明らかに向上している。 しかしそれは「5人レースだとちらつくので2人レースだけにした」だけである。爽快感の減少につながっているのでこれを是とするか非とするかはプレイヤー次第であろう。 前作はちらつきこそあったが複数人で抜きつつ抜かれつつのデッドヒートを体験できたため、人によっては前作の方が良かったという声もある。 評価点 ひみつ道具による効果はバリエーション豊か 単にこうげき系といっても「わすれろぐさ」を使われるとハンドルが切れなくなる(おそらく自分がレースをしていることを忘れてしまうのだろう)、「ころばしや」を使われるとちゃんと転ぶ、「しゅんかんせっちゃくざい」を踏んでしまうと本当にそこでぴたりと止まってしまう、など。 ひみつ道具を使われた時のバリエーションは前作以上にパワーアップしている。敵に当てた瞬間を眺めていられるかはおいといて。 なお、前作では「アタールガン」命中時に専用のやられグラフィックがあったが、今作は置きアイテムが命中しても同じやられグラフィックを見ることができるため、色んなキャラのやられグラフィックを見やすくなった。 前作はのび太達5人のみであったが、本作は星の住人たちもライバルとしてグラフィックが表示されるため、その総数は大幅に増加している。 ひみつ道具を集めるやりこみ要素と図鑑 本作はなんと129種類+αとドラえもんゲーム全体でみてもかなり多くのひみつ道具が登場する。1度きりしか使われたことのないマイナーな道具も含まれているため、プレイヤーの知らない道具が手に入る場面も多い。 そんなひみつ道具は簡単な説明つきでいつでも「ずかんモード」で閲覧できる。ただし、上記のノーヒントさのおかげでひみつ道具を集めようと思えるかといえばノーであるが…。 本編クリア後、条件を満たすと3人の隠しキャラを使用できるになる。 + 隠しキャラネタバレ 隠しキャラは前作同様のドラミちゃんに加え、ドラゲーとして珍しく出木杉君、そしてまさかのラーメン大好き小池さんの3人となっている。 ドラミちゃんはドラえもんのひみつ道具補充能力を持ち基本能力も高いという、ドラえもんの上位互換的存在。 出木杉君は出木杉君らしく、すべての能力がトップ。ある意味原作再現。 カラーにより世界観の演出は良い 海中、氷河、雲の上など様々な場所でレースをする今作の雰囲気作りに一役買っており、ここはドラえもんらしさがうかがえる。 また、登場する住人も原作を意識していたりのび太達にどこか似ていたりとドラえもんらしさが出ている。 会話シーンが多彩 本作は常に5人で移動し、出会った住人と会話したり5人の中で会話しながら話が進んでいくため、シナリオは見ていて楽しい。 時には励まし合い、時には喧嘩しあい。ジャイアンリサイタルを全力で止めるのび太達や雲の妖精にデレデレするのび太をみてそっぽをむくしずかちゃんなど原作ファンならにやりとしてしまう展開も満載。 上記の通り特定のひみつ道具がないと進めない謎解き要素もあるため、プレイヤーはドラえもん達の話から次の道を模索する必要がある。 場所によっては時間をおいてから訪れると別の会話が発生するところもあり、凝っている。 総評 華やかさも無く作業感も強く、とにかくゲーム全編に渡って満遍なくゲームバランスが悪い…これに尽きるだろう。 最初は勝てずに神経を使いまくる事は必至。かと言ってゲームを進めて勝てるようになったら一転して何も考えず大差で勝てるためつまらなくなるゲームへと化す。 しかもシナリオ・コースは無駄に多く、苦痛や退屈を感じる時間までもが非常に長い。原作付きゲームとして本来利点になりうる要素も悉く裏目に出てしまうと言う、本末転倒な結果となってしまった。 結果的にプレイが苦痛になるゲームになってしまい、その度合いも初代『ドラえもんカート』より苦痛を伴う程になってしまった。 故にシナリオや世界観自体はドラえもんらしくて良好であるため、ひとえに「メイン要素であるレースをしていて楽しくない」ことが本作最大の問題点と言って良い。 やりこみ要素も発想は良いが、肝心のプレイヤーへのアシストが皆無であり、むしろこれですら苦痛を感じる要素になってしまった。 果たしてひみつ道具コンプリートまでやりこんだプレイヤーがどれほどいるのか、余計なお世話ながらも気になるところである。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3438.html
ドラえもん 【どらえもん】 ジャンル アクション シューティング 対応機種 ファミリーコンピュータ メディア 1.5MbitROMカートリッジ 発売・開発元 ハドソン 発売日 1986年12月12日 定価 5,500円(税別) 判定 良作 ドラえもんシリーズ 概要 特徴 評価点 問題点 全体的に難易度が高い その他の問題点 総評 余談 概要 メジャーな家庭用据置ハードで発売されたドラえもんゲームとしては初めての作品。 出回るソフトの少なかった前期ファミコン時代において、原作を理解し、ドラえもんのキャラクターを活かしたゲームシステムを構築。 初期の劇場版作品である『のび太の宇宙開拓史』(1981年)『のび太の大魔境』(1982年)『のび太の海底鬼岩城』(1983年)をモチーフとし、それぞれで1ステージずつの全3ステージ構成。 特徴 基本システムは、ライフ 残機制のアクションゲーム。敵や敵弾に触れるとライフが減少し、ライフが完全になくなると1ミス。デフォルトの残機は3とこの時期のゲームとしては標準。プレイヤーエクステンドは点数制で2万点、8万点、20万点、50万点、100万点の5回のみ。50万、100万点はやり込みでもしない限り現実的ではないので実質は3回しかない。残機1UPは1面に1個あるだけで、事実上のドラえもんの最大残機は9である。ライフゲージはスタート時は8目盛り分しかないが、道中で特定のアイテムを獲得していくことで、最終的に32目盛り分まで伸ばせる。 ライフが伸びても後半はダメージ後の無敵時間が皆無になるため、ゲームバランスが崩壊することはない。 なおライフ回復アイテムもきちんと存在している。 ステージ数は全3ステージと少なめだが、ステージ1がトップビュー探索アクション、ステージ2が横 縦スクロールシューティング、ステージ3がサイドビュー画面切り替え型探索アクション、と全く異なるシステムを採用している。 + 各ステージ詳細 ステージ1「開拓編」 トカイトカイ星からスタート。 最初は何も持っていないドラえもんを操作し、ショックガンなどの武器や、次のエリアへ進むためのどこでもドア、マンホールなどを探しながら進んでいく。地下やボス戦などはサイドビュー。 コーヤコーヤ星のガルタイト鉱業内でブルロボを破壊すれば、捕らえられていたのび太を救出し、クリアとなる。 ステージ2「魔境編」 3エリアに分かれており、各エリアごとにボスが登場する。 基本は右スクロールシューティングだが、場面に応じて上スクロール・下スクロールにもなる。 初期武器は連射性能が高い代わりに威力の低いショックガン。道中で手に入るスモールライトはボス以外全てのザコを一発で倒せるが、連射はできない。 各所に進行方向が変わる分かれ道が隠れていて、強力なアイテムを入手したり、ジャイアン・スネ夫を仲間にできる。また、最終エリアは正しい分かれ道を進まないとループしてしまう作りになっている。 ジャイアンとスネ夫はオプションとなり、敵や壁に接触してもダメージを受けず、それぞれに設定された攻撃方法で弾を撃ち、ドラえもんを援護する。 ジャイアンが仲間にいる間のみ、IIコンのマイクを使うことでダミ声攻撃となり、画面上のすべての敵を全滅させられる。 ゲーム中1回しか使えないが、エリアボスにさえ通用する攻撃であり、またジャイアンが殺人的音痴という原作の設定を良く活かした攻撃と言える。 ステージ3「海底編」 前ステージまでに助けたのび太、ジャイアン、スネ夫が再び敵にさらわれたため、彼らを宝箱から救出する。 鬼岩城前に3人を集めると扉が開いて先に進めるようになり、最後に鬼岩城最深部のポセイドンを倒せばしずかちゃんも救出でき、ゲームクリアとなる。 ドラえもんの武器は2連射可能な水圧砲。サイドビューの画面切り替え型探索アクション。 宝箱を開ける「カギ」、特定の壁を壊す「通り抜けフープ」、通常攻撃の効かない海ヘビを唯一倒せる「御守り」、アイテム・仲間を2つまで同時に携帯できる「取り寄せバッグ」の4つのアイテムが登場。それに加え、のび太・ジャイアン・スネ夫もアイテム扱いとなる。 ドラえもん自身は1つしかアイテムを持てないが、画面を切り替えてもアイテムは消滅しないため、場面に応じて必要なアイテムを持ち替えたり運んだりするパズル的要素もある。 基本的に各ステージは独立しており、ライフゲージの目盛り・残機数・スコア以外の継続要素はないが、特定アイテムを取得しておくと次のステージはそのアイテムを所持した状態からの開始となる。 ステージ1中盤に「スモールライト」が隠されており、これを取得しておくと、ステージ2は「スモールライト」を所持して開始。 ステージ2のアイテムとして「通り抜けフープ」が出現。これを取得しておくと、ステージ3は「通り抜けフープ」を所持して開始。 大長編の仲間キャラなどは基本的に登場しない。 稀少な例外としてステージ1には隠しキャラで「チャミー」、ステージ3には同じく隠しで「ドラミちゃん」が仕込まれている。また仲間と言っていいかは疑わしいが、ステージ2のとある地点では「バウワンコの巨神像」が背景として描かれている。 残念ながら『海底鬼岩城』の感動的エピソードの主役「バギーちゃん」こと水中バギーは登場しない。 評価点 原作理解 ドラえもんの世界観を上手くゲームに盛り込んでいる。 「空気砲」や「通り抜けフープ」など、武器や必須アイテムにひみつ道具などをいろいろ取り込んでいる。ちなみに、ライフ回復アイテムはドラえもんの好物のどら焼き。 また、芸も細かく、たとえば「ヒラリマント」を持った状態で敵の攻撃を受けるとドラえもんがマントで攻撃をかわすモーションを取る、ステージ3に登場するのび太は泳げないという設定に基づいてか浮き輪を着用、隠しキャラクターとして『宇宙開拓史』のチャミーやドラミちゃんなどが登場する、など。 グラフィック キャラクターのチップは小さいながらも特徴をよくとらえていて、一目でドラえもんたちだと分かる。ファミコン初期のキャラゲーとして、かなり秀逸な部類に入る。 ステージの背景や敵のデザインも全体的に完成度が高い。原作そのままでこそないものの、うまくゲーム用として世界観を再解釈し落とし込んでいる。むしろ、かなり大胆なアレンジを施しているにもかかわらず、きちんといかにも各作品の世界の中を冒険している気分になれるという意味で傑出している。 ゲームシステム ステージは1から3までと少なさを感じるかもしれないが、1ステージがそこそこ広く、しかもすべてシステムの異なるステージであり、それぞれに個性があるのでやりごたえはあると言える。 ゲームの難易度が高く、低年齢層にとってハードルが高いのは事実だが、裏技ではあるものの救済策としてコンティニューや面セレクトがあり、これを知っているとステージクリアが格段に楽になる。また後半の面も手軽に楽しむことができる配慮は当時としてはかなり良心的な部類に入る。個性が違う3つのステージだからこそ好きに遊べるようになる面セレクトの存在は大きかったのではないだろうか? スタート時の得点を異常に高くして残機を増やす裏技もあるにはあるが、こちらはカセットずらしを利用するもので意図的に用意されたものではない。 真エンディングを見るためには面セレクトを使わず、きちんと1面から通してクリアする必要がある(*1)。そのため、通しプレイでクリアすることにもちゃんと意味がある。 BGM ゲーム中に流れるBGMの多くが「ドラえもんのうた」の曲を大胆にアレンジしたものがベースとなっており、総じて親しみやすく評判の高い曲である。特に魔境編のBGM3曲はいずれも名曲として名高い。 作中のオリジナルBGMもドラえもんっぽさが出ていて、とても好評。 問題点 全体的に難易度が高い 良くも悪くもハドソン恒例の「連打ゲー」であり難易度は高め、そして仕掛けがノーヒント。「ドラえもん作品」ということで発売当時はコロコロコミックや「小学○年生」シリーズで毎月のように攻略情報や裏技の特集記事が組まれていたが、これらを読んでいない子供たちにはきついものがあった。 ステージ1では隠されているマンホールやどこでもドア、アイテムを探しながら進むことになるが、隠し場所は全くのノーヒント。手当たり次第に撃ちまくって探すしかない。どうにかコーヤコーヤ星へ進めても、そちらでは敵の攻撃が突然激しくなり場所によっては弾幕に近い攻撃が襲いかかる。 隠し要素のあるマスに当たると自弾がそこでストップしてしまうため、隠し要素と敵が一直線に並んだ場合、自弾が敵に当たらず、倒すはずだった敵が弾を発射した場合敵弾の被弾を許してしまうというリスクに繋がってしまっている。 最初から見えているマンホール3つには、初期武器、体力回復&体力増強、1UPアイテムがある。 強力な武器や連射アイテムもほぼすべて隠しアイテム。これらを入手できていないと先へ進むことすら難しい。 ミスした場合のリスタートは大抵ミスした場所の近くか地下通路の入り口になるのだが、最後のガルタイト鉱業内でミスすると、なんとコーヤコーヤ星の最初まで戻されてしまい、相当面倒なことになる。 コーヤコーヤ星では敵の攻撃が激しすぎて頻繁に処理落ちを起こすのだが、処理落ちを起こすとスローモーション状態になるため逆に攻撃はよけやすくなる。そのため処理落ちが非常に目立つにもかかわらずあまり問題視されなかった。 ステージ2では隠し通路へ進まなければアイテムが入手できない。エリア2以降では、隠し通路に見せかけた正規ルートがありそこを通らなければ永久にループする。 アイテムを入手できても、ドラえもんが4回攻撃を受けるとアイテムを失ってしまう。このため、「敵の攻撃でアイテムを失う→再度アイテム入手しても、猛攻でまたすぐ失ってしまう」といった悪循環に陥りやすい。 しかも低ライフ時にはアイテムがどら焼きになってしまう。 どら焼きをいつでも入手できるのだが、普通は思いつかない入手方法の上ノーヒント。また、方法を知っていたとしてもスモールライトを持っていたりジャイアンやスネ夫を連れていたら軌道や当たり判定の関係で狙ってもなかなか取れない難しい条件。 その割に狙わないで偶然取れることは結構多く、何の前触れもなく飛んできたどら焼きに驚いたプレイヤーは多い。 どら焼きは上記アイテム喪失のカウントリセットも兼ねているため、これを知っているか知らないかで相当に難易度が変わる。 加えてステージ2のザコ・ボス共に耐久力が高く、ボスは「スモールライト」でも32発当てないと倒せず、ザコも「スモールライト」なしだと8発~32発当てないと倒せない敵がゾロゾロ出現する。 挙げ句の果てにこのステージは「戻り復活」であり、ミスしたらそのエリアの最初に戻される。 アイテムはカンストすると10万点がアイテムの代わりに手に入る。プレイヤーエクステンドが点数制なので10万点はかなり大きいが、アイテム喪失のカウントリセットはされない。 何よりきついのはコーヤコーヤ星やステージ2ではほぼすべての敵が弾を撃ってくるというのが辛い。ただ、弾によるダメージより敵に接触の方がダメージが大きい場面ではあえて弾に当たって危険地帯を通り抜けるというテクニックもある。 ステージ3ではまず広いマップ内からアイテムを探さなければならず、宝箱も8個がマップ内に点在しておりどれに仲間が入っているかはランダムなため、アイテムの次は宝箱探しに奔走することになる。 ステージ3のみダメージを受けたときの無敵時間がないため、敵に捕まったまま逃げられずにダメージを食らい続け、一瞬で死ぬのはザラ。 この時代にオートマッピングといったプレイヤーに優しい機能はもちろん存在しないので、プレイヤーが自前でマッピングするか地図を暗記するか、あるいは攻略情報の掲載された雑誌・攻略本を購入しなければならない。アイテムや仲間の場所を忘れ迷子になるのもザラ。 鍵を使い宝箱を開けても、半分以上の確率で特定のアイテムを使わなければ絶対に倒せない「海ヘビ」という敵が出てくる。倒すまではクロックタワーのシザーマンのようにどこでも出没し、挙動不振な動きも相まって非常に厄介。恐ろしい音楽も流れるので軽くトラウマに。 しかもこいつは壁抜けができるため、障害物で道のりが遠い場所だがマップでは隣接している場所に唐突に現れることもある。 宝箱のうち3個を守っている「大ダコ」が恐ろしく強く、生半可な連射能力ではまず倒せない。後述の「元気キャンディ」をすべて取っていないとさらにその攻略難度が跳ね上がる。 足を8発攻撃すれば倒せるが、足に吸い付かれるとものすごい勢いで連続ダメージを受けるため連射が必要。足を避けようとしても大ダコや地形のせいで空間が狭くヒット&アウェイ戦法はきわめて困難。ちなみにデモ画面のステージ3では、大ダコに為す術もなく瞬殺されている。 倒せたとしても受けるダメージがすさまじいうえ、倒した直後に強敵の部類に入るガイコツが大量に発生したり、他で発生した「海ヘビ」が出現したりするので、このゲームの中でも特に死にやすいイベントとなっている。 8つある宝箱のうち3つは「大ダコ」の下にあるため、それを相手せずに仲間を全員救出できる確率はかなり低く(*2)、「大ダコ」とはほぼ戦わざるを得ない。本作が3面になって難易度が突然跳ね上がると言われる理由の1つになっている。 そしてやっとの思いで「大ダコ」を倒し、「大ダコ」が守っていた宝箱を開けたら「海ヘビ」だったというのもよくある話である。 一定時間以上同じ画面に居続けると画面上にいるアイテムや敵を1個だけさらう「幽霊」という敵が出る(*3)。アイテムをさらわれた場合、隣接したマップにアイテムが現れるが「幽霊」が画面から消えたときのドラえもんの位置によって方向が決まっていて、その場所へ行く近道があるとは限らず、アイテムを求めてさらにうろつく羽目になる。 「幽霊」の登場タイミングは結構シビアなので行動パターンを覚えるまではのんびりマッピングしている余裕はない。覚えてしまえばその程度の余裕は簡単に作ることができるが、その頃にはマップをだいぶ覚えていることが多いためあまりマッピングするプレイヤーはいなかった。 救済措置として比較的場所を覚えやすく、「海ヘビ」「幽霊」を含めて敵が全く出ない画面が数箇所ある。この場所を覚え、そこでアイテムを整理するのが攻略上重要なテクニックとされていた。 ダイヤモンドや金塊を取り過ぎると「拷問部屋」に強制的にワープし、ドラ焼きを20個取るか、死ぬまで大量のガイコツの攻撃を受け続けなくてはならない(*4)。一定時間敵の攻撃を耐え切る、あるいは敵に混じって時々飛んで来るドラ焼きを取り続けることで脱出できるものの(*5)、結構難しい。閉所で大量のガイコツに襲われる光景は恐ろしい音楽と相まって相当の恐怖。マイティボンジャックと酷似している。 そもそも全ステージを通して、恐怖要素を入れ過ぎである。ステージ1後半の墓場の演出や音楽ですらかなりのものである。ステージ3においては前述した通り、グラフィックや音楽、難易度が狙ったとしか思えないような域に達しており、現代の感覚ではやや厳しいものがある(当時の子供たちには全然問題ないが)。特に鬼岩城内部は、普通より速く動くザコ敵(特にガイコツ)や狭い通路での「海ヘビ」ゾーンにより、難易度は高くないものの怖さで断念した小学生は多数いたと思われる。 復活場所は「通り抜けフープ」のある場所になっている(*6)が、このとき条件次第でハマる。具体的には以下の条件。 通り抜けフープを何らかの理由で岩の中に閉じ込めてしまい(*7)、幽霊に盗ませられない状況に陥る。 取り寄せバッグが取れない位置にある。 復活場所からドラミちゃん(*8)登場ポイントに行けない。またはすでに一回呼んでいる。 仲間を宝箱から救出できない、壁の向こうにいる(*9)、鬼岩城の門に行けない、の3つのうちいずれかを満たす。 ライフゲージ増加アイテムを見逃しやすい。 「元気キャンディ」が各ステージに2個ずつあるが、特にステージ1と2の「元気キャンディ」は取り逃しやすく、初心者は負のスパイラルに陥りがちになる。 ステージ1 1つ目は次のブロックへワープするドアをスルーした先にあるマンホールの中に置かれている、2つ目は何もないところを打ちまくらないと出ない。 ステージ2 ジャイアン・スネ夫を連れ、「スモールライト」と「ヒラリマント」を手に入れるなど条件を揃えた状態で隠し通路に入ると入手。 ステージ3 通常マップ内に配置、うち1つは通り抜けフープが必要。 ステージ3で、再開地点は通り抜けフープの場所だが、まだ取っていなくてもフープがある場所に飛ばされるため、マップを知らないと、いきなり知らない場所に飛ばされて迷う怖れも。 その他の問題点 原作との齟齬 時代的にある程度仕方がない面もあるが、原作の強敵がただのザコになっていたり、原作に影も形もないザコ敵キャラクターが大量に登場したりと、敵キャラクターに関してはかなりオリジナル改変が行われている。 宇宙開拓史のブルトレインがブルロボになっている。元は機関車型の宇宙戦艦なので、そのままではステージ構成の関係で出しづらかったのだろうか。一方、原作大長編で実質ラスボスを務めた名悪役「ギラーミン」は中ボス…なのだが一撃で倒せるという非常に情けない存在に。原作でも倒したのが一撃のショックガンだったのは間違ってないので、こちらは原作再現を考えた結果である可能性もなくはないのだが…… ステージ2のボスは劇場版の『大魔境』のラスボス「ダブランダー」にそっくりだが頭だけになっており名前も「ケンタウルス」と変名されている。本来のケンタウルス(馬人)とは全く関係がない。 ドラミは『海底鬼岩城』終了時点では銀幕デビュー前である(当時登場していたのは1984年の『魔界大冒険』のみで次の登場は1988年の『パラレル西遊記』)。 上記した海底編の強敵「大ダコ」は映画及び大長編では本来「巨大イカ」だったはずである。 総評 ファミコン時代前期のゲームらしく難易度は高いが、決してクリア不可能な難しさではなく、遊び応えのあるアクションに仕上がっている。 3種類のステージがどれも良く出来ており、原作を理解した上で各ステージにおいて高いゲームクオリティを維持し、ゲームを面白くするためのアレンジも加えた良質なキャラゲーだと言える。 余談 正式タイトルが『ドラえもん』なので、他のドラえもんのゲーム(特に、4年後に同じくFCで発売された『ギガゾンビの逆襲』)と区別するために、カセットの色から通称『白ドラ』と呼ばれることもある。 なお、ファミコンソフトとしては本作がハドソンの最初で最後のドラえもんゲームとなり、以後はエポック社が長年展開していくこととなる。 PCエンジンソフト『ドラえもん 迷宮大作戦』『ドラえもん のび太のドラビアンナイト』がハドソンからの発売である。 雑誌『ゲームサイド』で、高橋名人が本作の開発裏話を語っている。 「『ハットリ君』が3日で100万本売れたので、ドラえもん作らない?とコロコロコミックから提案された」 「絶対に失敗できないと気合を入れて『ロードランナー』の中本、『ナッツ ミルク』の菊田、『スターソルジャー』の野沢のメインプログラマー3人が別々に作ったものを最後に合わせた。つまりゲーム3本分の労力をかけている」 「開発中の絵を小プロ経由で藤子F先生に見てもらったところ、『ドラえもんのヒゲは(片側)3本ないと困る』と指摘され(開発中はヒゲが2本だった)、グラフィッカーに直接電話して、一晩か二晩かけてキャラパターンを全部書きなおした」 本作のエンディングの構図は、当時を知るプレイヤーからはFC『グーニーズ』のエンディングに似ているとネタ交じりだが指摘されていた。実際はせいぜいオマージュレベルの大筋しか似ていないが、検索サイトなどが存在しなかった当時は比較するのも難しかったこともあり「夕焼けの海の背景で登場人物が横1列に並び逆光でシルエットになる」という部分は知られてそれが印象に残ったためかほぼ同じ構図と誤解されていた。 そして大長編作品『ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』の公式サイトにおいて、本作のエンディングとよく似た画像が使用されている。もう1枚のイラストは『ドラえもん3 魔界のダンジョン』のパッケージに似ている。 プレイの際は、各ボスキャラクターなどを倒した際に画面が激しくフラッシュするので注意。ステージの切り替わりにタイムマシンで移動する演出が挿入される場面も人によっては不快感を覚える可能性があるため注意。 ゲームでは常にステージ間の移動はタイムマシンが使われているが実は当時は映画作品で戦いの舞台へタイムマシンで臨んだのは『ドラえもん のび太の恐竜』(1980年)のみで本作のモチーフとなった大長編3作とも過去や未来ではないため劇中では舞台となる場所への移動手段にタイムマシンは使われていない。 一応ドラえもんが使用するタイムマシンは時間軸だけでなく出現する場所も変えられるため実質的な移動手段としての利用も可能ではあるが原作では場所のみの長距離移動はどこでもドアが主体なので違和感を覚えるかもしれない。 『宇宙開拓史』はロップルの宇宙船の扉とのび太の部屋の畳が事故で繋がっただけ、『大魔境』と『海底鬼岩城』はどちらも現代の秘境や海底が舞台。 加えて『宇宙開拓史』の舞台となる星系は原作では22世紀の時点の地球でも存在を知られていないのでどこでもドアなどでの行き来は不可能(*10)なため、タイムマシンでも本来なら行くことができない可能性が高い。 「作中で使われたことがある」というだけでも『ドラえもん のび太の魔界大冒険』(1984年)『ドラえもん のび太の鉄人兵団』(1986年)の2作品だけと実はそこまで映画とタイムマシンは縁のあるものではなかった。 ただし本作発売直後の1987年~1991年の5年間は『ドラえもん のび太のパラレル西遊記』(1988年)『ドラえもん のび太の日本誕生』(1989年)『ドラえもん のび太のドラビアンナイト』(1991年)と5作中3作でその舞台にタイムマシンで向かっているため、当時の少年少女は「映画作品にタイムマシンが付き物」という印象を持つことになる。 CSで放送されているゲーム番組『ゲームセンターCX』では、比較的初期に挑戦が行われたにもかかわらず未だにDVD化がされていない。ドラえもんの権利関係が原因と推測されている。 コロコロコミックで連載されていた「ファミコン少年団」(さいとうはるお)では、なぜか本作の発売を妨害しようとする謎の悪の組織と少年団が戦う回があり、なかなかのトンデモ回である。単行本には収録されているが、電子書籍化はされておらずプレミア付きであるため読むのは少々難儀する。
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/10351.html
【TOP】【←prev】【GAME BOY】【next→】 ドラえもんのクイズボーイ タイトル DORAEMON QUIZ BOY ドラえもんのクイズボーイ 機種 ゲームボーイカラー専用 型番 CGB-BQBJ ジャンル クイズ 発売元 小学館 発売日 2000-4-28 価格 3800円(税別) ドラえもん 関連 Console Game FC ドラえもん ギガゾンビの逆襲 ドラえもん PCE ドラえもん 迷宮大作戦 ドラえもん のび太のドラビアンナイト SCD-R ドラえもん のび太のドラビアンナイト MD ドラえもん 夢どろぼうと7人のゴザンス SFC ドラえもん のび太と妖精の国 ドラえもん 2 のび太のトイズランド大冒険 ドラえもん 3 のび太と時の宝玉 ドラえもん 4 のび太と月の王国 3DO ドラえもん 友情伝説 THE DORAEMONS SS ドラえもん のび太と復活の星 PS ドラえもんの び太と復活の星 ドラえもん 2 SOS ! おとぎの国 ドラえもん 3 魔界のダンジョン キッズステーション ドラえもん ひみつのよじげんポケット N64 ドラえもん のび太と3つの精霊石 ドラえもん 2 のび太と光の神殿 ドラえもん 3 のび太の町SOS ! DC ぼくドラえもん GC ドラえもん みんなで遊ぼう ! ミニドランド Wii ドラえもん Wii ひみつ道具王決定戦 ! Handheld Game GB ドラえもん 対決ひみつ道具 !! ドラえもん 2 アニマル惑星伝説 ドラえもんのスタディボーイ 1 小一こくご・かんじ ドラえもんのスタディボーイ 2 小一さんすう・けいさん ドラえもんのスタディボーイ 3 九九マスター ドラえもんのスタディボーイ 4 小二国語・かん字 ドラえもんのスタディボーイ 5 小二算数・計算 ドラえもんのスタディボーイ 6 学習漢字マスター1006 ドラえもんカート ドラえもんのGAMEBOYであそぼうよ デラックス10 ドラえもんカート 2 ドラえもん あるけあるけラビリンス ドラえもんメモリーズ のび太の想い出大冒険 ドラえもんのクイズボーイ ドラえもんのスタディボーイ 九九ゲーム ドラえもんのスタディボーイ 学習漢字ゲーム ドラえもん きみとペットの物語 ドラえもんのクイズボーイ 2 ドラえもんのスタディボーイ かんじよみかきマスター GG ドラえもん ノラのすけの野望 ドラえもん ワクワクポケットパラダイス WS ポケットの中の Doraemon GBA ドラえもん 緑の惑星 ドキドキ大救出 ! ドラえもん どこでもウォーカー 駿河屋で購入 ゲームボーイ
https://w.atwiki.jp/tock_t9710/pages/1483.html
ドラえもんにおける年表(どらえもんにおけるねんぴょう)では、藤子・F・不二雄の日本の児童漫画・SF漫画およびアニメ作品『ドラえもん』における架空(実在含む)の出来事を年表形式に掲載する。この世界の出来事は現実の時間軸に沿って展開する設定になっており、以下の年代表記は西暦である。 ※印が付いているものは、現実に起きた出来事(史実)が元となっている。 紀元前 約36億年前 「種をまく者」が地球と火星にアミノ酸やタンパク質などを含めた、通称「生物の種」をまく(ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記)。 約3億年前 のび太とドラえもんがイチを含むのら犬達のために3億年前の地球へ向かう(ドラえもん のび太のワンニャン時空伝)[1]。 約1億5000万年前 のび太とドラえもんが「宇宙ターザン」視聴率対策のため、撮影スタジオを白亜紀に移設する16巻「宇宙ターザン」。 約1億3700万年前 のび太が中国大陸の恐竜を日本へ呼ぶ31巻「恐竜さん日本へどうぞ」。 1億年前 のび太とドラえもん、肉食亀の上で漂流する。22巻「大むかし漂流記」 9000万年前 のび太の転んだ跡が化石になる。44巻「恐竜の足あと発見」 6500万年前 「風雲ドラえもん城」築城される。(ドラえもん のび太と竜の騎士)[2] 巨大彗星が地球に衝突、地上から恐竜が絶滅する。※ ドラえもんが地上にいた恐竜の一部を地下へ護送する(ドラえもん のび太と竜の騎士)。 1500万年前 隕石が火星に衝突、火星の生物がほぼ絶滅する(ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記)。 10万年前 原始人スネルがのび太をペットにする。7巻「石器時代の王さまに」ドラえもんが原始人の「神様」として崇められる。 7万年前 日本人の祖先「ククル」が時空乱流に巻き込まれる[3] ギガゾンビがタイムパトロールによって逮捕される。 3万年前 メカトピア建国。ロボットのアムとイムが創られる(ドラえもん のび太と鉄人兵団)。 約2万年前 のび太たちが「石器時代のホテル」に宿泊する。38巻「石器時代のホテル」 約1万年前 ムー連邦誕生。 7000年前 アトランティス連邦が核実験に失敗、その影響で滅亡する(ドラえもん のび太の海底鬼岩城)。 5000年前 アフリカの秘境・バウワンコ王国で「火を吐く車」と「空飛ぶ船」を発明(ドラえもん のび太の大魔境)。 600年代 630年 のび太たち、中国唐で妖怪と戦う(ドラえもん のび太のパラレル西遊記)ドラえもん のび太のパラレル西遊記・フィルムコミック、小学館。 700年代 750年 アッバース朝誕生※ 766年 ハールーン・アル・ラシード王誕生※ 794年 ドラえもん達、アラビアンナイトの世界に閉じ込められた源静香を助けにバグダッドにいく。[4]。 1000年代 1049年 浦島太郎、海で行方不明になる25巻「竜宮城の八日間」。 1300年代 1317年 浦島太郎、帰還を果たす25巻「竜宮城の八日間」。 1338年 のび太が成り行きで桃太郎になる9巻「ぼく、桃太郎の何なのさ」 1400年代 1476年 ドラえもんとのび太、ヨーゼフに幽閉されたロッテ・フォン・ミュウヒハウゼン救出のため、エーリッヒ・フォン・ミュウヒハウゼン男爵に助けを求める12巻「ゆうれい城へ引っこし」。 1500年代 1534年 インカ帝国の黄金を積んだ船、ユカタンを離れてから2日後、大嵐に遭い沈没(ドラえもん のび太の海底鬼岩城)。 1580年 セワシがのび平の元へドラミとアララを送り込む(ドラミちゃん アララ♥少年山賊団!)。 1600年代 のび太、宮本武蔵の師匠になる11巻「名刀電光丸」。 1800年代 1826年 1月1日、のび左ェ門、庭にお年玉を埋める4巻「のび左ェ門の秘宝」。 1880年 のび太、アメリカ西部の町「モルグ・シティ」で「伝説の謎のガンマン」となる24巻「ガンファイターのび太」。 1886年 スネ夫の曾祖母誕生。 1900年代 1910年 ハレー彗星が地球に接近する。 のび吉、柿の木の根元に浮き輪を埋める。 1937年 野比のび助誕生。 1945年 6月10日、のび助、学童疎開先でのび太から板チョコを貰う3巻「白ゆりのような女の子」。 1947年 野比玉子、誕生。 1948年 7月10日、玉子、親の指輪を紛失し怒られる7巻「ママのダイヤを盗み出せ」。 1959年 11月3日、野比のび助・玉子婚約1巻「プロポーズ作戦」。 1962年 野比のび助・玉子結婚。 1964年 4月、出木杉誕生。 5月、源静香誕生12月2日生まれ説もある。。 6月15日、剛田武誕生。 8月7日、野比のび太誕生2巻収録「ぼくの生まれた日」 1965年 2月、骨川スネ夫誕生。 1970年 1月1日、ドラえもんがのび太のいる世界に来る。 2000年代 2011年 4月4日から5日、小学生ののび太が未来デパートに注文したミニドラが、間違って2011年の野比家に届けられる(ドラミちゃん ミニドラSOS!!!)。 2087年 「通しん販売」の商品「衝突防止・道順記憶装置付き自転車」に欠陥が判明、デパートが回収へ7巻「未来からの買い物」 。 2093年 有人恒星探査船ビーグル二世号、地球を飛び立ち、太陽系を離れ、地球型惑星を発見、初めて宇宙人と出会う41巻「未来図書券」。 2100年代 2111年 9月3日、天の川鉄道廃線20巻「天の川鉄道の夜」。 2112年 9月3日、ドラえもん誕生。 9月4日、ドラえもん、特売所に置かれる。 2114年 12月2日、ドラミ誕生。 2115年 1月19日、当時幼児だったセワシが誤って購入ボタンを押し、野比家の元へ。 2122年 8月30日、ネズミに耳をかじられ、その影響でネズミ嫌いになる。 2123年 4月5日、セワシの提案で、ドラえもんがタイムマシンでのび太のいる世界にいく。 2300年代 2314年 恐竜ハンタードルマンスタインが登場する(ドラえもん のび太の恐竜)。 脚注 「x巻」は、てんとう虫コミックス『ドラえもん』の単行本での収録巻数を指す。 Template 脚注ヘルプ Template Reflist Template ドラえもん Template anime-stub Template デフォルトソート とらえもんにおけるねんひよう